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第1回 アルビレックス新潟会長 池田弘 氏:1/4|社長対談|投資信託・積立投資ならセゾン投信

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社長対談~21世紀の世界を見据えて~"今"を変える力

株式会社アルビレックス新潟 取締役会長 池田弘氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

株式会社アルビレックス新潟 取締役会長 池田弘氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

スポーツ不毛の地と呼ばれた新潟に「アルビレックス新潟」という巨大な「スポーツコミュニティ」を作り上げた人物。それが池田弘氏だ。企業が支えるチームではなく、地域全体が一丸となって守り育てるチーム作りをミッションとした池田氏の思いの先には、「地域の活性化」「地域の自立」、そして「地域に住む個人の自立」が存在する。それはまさしく、我々セゾン投信が思い描く理想の地域の姿だった。

人はスポーツによって一つになれる

●中野

僕はずっと金融の世界にいる人間ですが、日本経済を活性化させる原動力は、やっぱり地域にあると思っています。地域の自立、そしてその地域に住む人たちの自立ですね。そのモデルとして、最初に思い浮かぶのがアルビレックス新潟です。池田会長には地域のみんなが支えるチーム作りという概念があると思いますが、この考えはずっとお持ちだったのでしょうか?

●池田会長

地域に密着したチームという概念は、もともとヨーロッパにあるものなのです。それを日本に取り入れたのがJリーグですね。ヨーロッパの場合にはサッカーを中心としたクラブチームがあって、それは行政を含めて、地域の人たちみんなが支えているものです。

株式会社アルビレックス新潟 取締役会長 池田弘氏

一方で日本の場合には、実業団、つまり企業がクラブチームを持つという構図でした。日本が発展していく過程の中で、企業を終身雇用のコミュニティにしていくわけですが、これは驚異的な経済発展のためには、とても意味のあることでした。それに加えて、企業文化を育てるといったときに、企業がスポーツチームを持つことは、とても大きな意味・役割を持っていたのです。日本では、国際的な競争に勝つために中央集権の国家が作られ、企業文化としての終身雇用制度もできましたが、その制度を成り立たせるために「おらが会社」が必要でした。自分の会社というイメージですね。そういう意味でもスポーツはとても戦略的なものだったのです。

アメリカではどうかというと、地域づくりをする場合にネックになるものがけっこうあります。たとえば、地域によって異なる文化や宗教、人種などですね。でも、1つだけみんなが一丸となれるものがあって、それがスポーツなのです。ということは、スポーツは地域をまとめるという意味では、とても戦略的なものとして位置付けることができます。だからスタジアムを建てて、グランドを作って、お金を出してチームを誘致するわけです。結果、各地域がスポーツチームを持つようになりました。

●中野

今の日本では、終身雇用制度も崩壊してしまいましたよね。そのような状況の中、スポーツの位置づけはどう変化したのですか?

●池田会長

終身雇用が崩壊してしまって、今はとても混乱している状態だと思います。その中であるべきスポーツの在り方は「地方密着型」だと思います。スポーツを通してヨーロッパを見たときに、地域のコミュニティがとても幸せそうでした。Jリーグはこの概念を取り入れていますし、今ではいろいろなスポーツに波及しています。

一方で、中央集権のもと幸福感がない国になってしまったのは確かです。それはなぜかというと、都会に夢を求めて人が出て行って地方が崩壊してしまったから、そして都会に行ったけれども、それほど幸せを感じることができないからです。これまで日本が発展してきたのは、いろいろな地域があって、そこに人がいて、切磋琢磨したからだと思うのですが、その大事な根っこの部分が、今、根こそぎもぎ取られている、そんなイメージを持っていますね。

●中野

20世紀は企業が一種のコミュニティで、その中でスポーツも成り立っていたけれど、21世紀はそれが変化してきた。経済という切り口では成長段階から成熟段階への変化、スポーツという切り口でいえば、企業から地域への移行ということですね。

●池田会長

国の在り方としてみると、地方が崩壊して東京に一極集中したことで、一見異質のように感じますが、実は同質化していますよね。みんなの価値がほとんど同じになっています。では地方はどうかというと、地方都市が経済力を持つことで、そこに生活基盤を作ることができるようになり、幸せの本質が何かと問われたら「家族や地域」と答えるようになってきています。それは地域密着をベースにしているJリーグやbjリーグが普及してきたことからもわかりますよね。

結局みんな帰巣本能があるから、本質的には故郷を思う気持ちはあるのでしょうけど、じゃ地方に戻って地域を盛り上げるのか?というと、実際はなかなか難しいでしょうね。新しいコミュニティを作ることができればいいのでしょうけど、今は模索の段階です。

ただ、日本の地方にはそれぞれ個性があるのだから、その中で地域から出た人材が日本国家を運営していく仕組みが必要になると思います。そう考えると、あらゆる政策・手段をとって地方を存続させる必要性が出てきますが、そうはいっても、自ら自立しないと難しいのも事実でしょう。そういう意味では中野さんの考えと同じだと思いますね。

株式会社アルビレックス新潟 取締役会長 池田弘氏

●中野

会長は今の日本の状況に危機感を持たれて行動されていると思うのですが、この先の未来に関してはポジティブにとらえているのでしょうか?それともネガティブですか?

●池田会長

実践者として自分の地域を自立させようと考える人が一人でも多く現れて、地方が発展して自立してくれば、日本には可能性があるとは思います。逆に、それができないのであれば、崩壊に向かうかもしれませんね。

●中野

でも、それを何とかしたいという思いが、今の形になっていると僕は思うのですが、いかがですか?

●池田会長

もちろん、地方が発展していくモデルケースの1つとしてアルビレックス新潟を作ったわけですけど、これは何も日本だけの話ではないですよね。先ほども話したように、人種や思想など、いろいろな壁を越えて地域が1つになるための方法として、スポーツはとても大きな意義があります。ということは、世界中で新潟と同じようなことはできるのですよ。世界中で同じようなことが起きれば、とても幸せな地球になるのではないかと思いますね。

株式会社アルビレックス新潟 取締役会長

NSGグループ代表   池田 弘(いけだ ひろむ)

新潟県立新潟南高等学校卒業後、國學院大学で神職を学び、昭和52年、愛宕神社宮司に就任する。、同年、新潟総合学院を開校、理事長に就任し、30年以上に渡り教育事業、医療福祉事業を展開してきた。 現在は、新潟県、福島県、東京都を中心に、30校を数える専門学校、大学院大学、大学、高等学校、学習塾、資格試験スクールなどの教育機関と、病院や高齢者入所施設などの医療・福祉機関、さらに、専門教材・資格検定事業や、アウトソーシング、給食サービスなどの株式会社からなるNSGグループの代表を務める。

また、平成8年には株式会社アルビレックス新潟の代表取締役社長に就任(現在は取締役会長)。アルビレックス新潟は、平成15年、J2でリーグ優勝、翌年J1昇格。地域密着型の経営手法で経営に当たり、観客動員はJリーグトップクラスとなる。「アルビレックス」の名を冠したスポーツチームは、サッカー、バスケットボールにとどまらず、チアリーディング、ウインタースポーツ、陸上、野球、モータースポーツの各分野でも生まれている。

現在は起業支援に力を入れており、501社の公開並み企業の立ち上げ、育成を目指す起業支援プロジェクトに取り組んでいる。

関東ニュービジネス協議会会長。第15回ニュービジネス大賞アントレプレナー大賞部門最優秀賞受賞、2006年ミッション経営大賞受賞、2006年藍綬褒章受章。

著書・関連出版物

アルビレックス新潟の奇跡-白鳥スタジアムに舞う-(小学館)

池田弘 奇跡を起こす人になれ!(東洋経済新報社)

神主さんがなぜプロサッカーチームの経営をするのか(東洋経済新報社)

地方の逆襲「格差」に負けない人になれ!(PHP研究所)

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