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第1回 アルビレックス新潟会長 池田弘 氏:3/4|社長対談|投資信託・積立投資ならセゾン投信

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社長対談~21世紀の世界を見据えて~"今"を変える力

株式会社アルビレックス新潟 取締役会長 池田弘氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

株式会社アルビレックス新潟 取締役会長 池田弘氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

スポーツ不毛の地と呼ばれた新潟に「アルビレックス新潟」という巨大な「スポーツコミュニティ」を作り上げた人物。それが池田弘氏だ。企業が支えるチームではなく、地域全体が一丸となって守り育てるチーム作りをミッションとした池田氏の思いの先には、「地域の活性化」「地域の自立」、そして「地域に住む個人の自立」が存在する。それはまさしく、我々セゾン投信が思い描く理想の地域の姿だった。

地域の活性化の先に地域と個の自立が存在する

●中野

今現在アルビレックスにはサッカーやバスケットなど7つのチームがありますが、こういった発想は独自のものなのでしょうか?

●池田会長

ヨーロッパではこのような形が主流です。たとえばスペインのバルセロナというチームはサッカーが有名ですが、実はそれだけではなくて複数のスポーツクラブを持っています。ただ、世界的に有名なのがサッカーなので、どうしても「バルセロナ=サッカー」にはなっていますよね。

地域の活性化の先に地域と個の自立が存在する

バルセロナには十数万人規模の後援会があって、9万人入るスタジアムのシーズンパスが8万人分完売して、残り1万枚の前売り券も常に完売しています。それに、ユニフォームの胸に「unicef」とあるのですよ。つまり、お金を払ってあの文字を胸につけていて、バルセロナ市民はこれを誇りにしているのです。こういう市民に支えられているバルセロナはすごいクラブチームですよ。

あとは、スペインのアスレチック・ビルバオというチームは、もともと隣の国と戦争をしていたこともあって、未だにその地域出身の選手だけでチームを構成しています。とても民族性が強いので、その分すごい盛り上がりを見せますね。今はスポーツという公式ルールにのっとってプレイしていますが、こだわりを持ち続けていますよ。

だから、我々がやったことは、このような概念を新潟にあったスタイルに変えて、取り入れたということなのです。

●中野

チアリーダーもそうですけど、新潟で一流に育て上げられた人が世界に出て、そこで活躍して、また新潟に戻ってくる。こういう流れはまさに新潟に価値が生まれるという発想ですよね?

●池田会長

チアリーダーの場合には熱意を持った方がいて、その方の努力によって今日に至ります。オーディションがあると全国から応募があるので、それだけ価値を見出してくれているのだと思います。

チアリーダーの会社として試行錯誤はありましたが、経営は黒字ですよ。なぜ黒字かというと、サッカーだけではなくていろいろなイベントに出演しているからなのです。

●中野

それも、地域活動の1つになりますよね。

●池田会長

ようするに、どんなに頑張ろうが、いい事をしようが、お金が回らなければ続けることができないし、たくさんの人に迷惑をかけてしまうのですよ。だからチアリーダーでも株式会社にして、あくまでビジネスとして考えるようにしたのです。

●中野

キャッシュフローを回してこそ地域経済に貢献できるわけですから、ビジネスとしてプラスのキャッシュフローを作るのは自然な流れですよね。新潟の場合、7つのチームがあるわけですが、経済効果はどの程度あるのでしょうか?

●池田会長

サッカーで見ると、関係者だけで100人程度いて、総売上で約25億円です。他のチームのサポーターの方もたくさんいらっしゃるので、経済効果としても大きいと思います。もちろんアルビレックスのサポーターの方も応援のために他県に行くので、そうすると経済効果から見ると持ちだしですが、交流という点ではとても意味があります。

●中野

相当熱狂的ですよね。スタジアムがオレンジ色になりますし。

●池田会長

熱狂的なのは熱狂的ですが、それはファミリーとか高齢者なのです。だからこその問題としては、ファンの世代交代があります。アルビレックスができて10年以上になりますが、10年前60歳だった人は、今は70歳です。小学生は高校生になるのですよ。そうするとライフスタイルも変わってしまうので、今度は新しい人たちにファンになっていただかないといけません。もちろん、若者がサポーターになってくれればいいのですが、新潟の問題の1つが若者が都市に行ってしまうことなので、そう考えるとサポーターは必然的にそれ以外の層が多くなります。

●中野

さきほど池田会長は「お金が回らないとみんなに迷惑をかける」とおっしゃいましたが、そのお金を持っているのが高齢者なのです。日本の金融資産は1500兆円。そのうちの60%以上を60歳以上が持っていると言われています。みんな抱え込んでしまっている。僕はそのお金を経済に投入していただきたいとずっと思ってるのですよ。

●池田会長

ただ、そうなると、老後の面倒を誰が見てくれるの?という話になりますよ(笑)。

セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

●中野

結局、持っているお金をどう使うのか?が大事だと思うのですよ。みんなのお金を地域で使えば、地域経済は活性化します。そうすれば地域は自立していきますよ。そして、そういうことをひとりひとりが意識してやっていくことが、「個人の自立」だと思うのです。個人が自立して行動していけば、やがて大きな力になりますよ。みんな一人ではできないって思っていますが、そんなことはないと思うのです。

アルビレックスのチケットも誰かが買いはじめて、それが大きなうねりになって、今では4万人が集まるようになったわけですから、やれば何でもでもできるのではないかなって思います。結局、自分一人でやっても意味がないとか、できないという発想になってしまうのですが、実はそうじゃない。アルビレックスはすごくいい例じゃないですか。ひとりひとりの行動がここまでのモノを作り上げたわけですから。

●池田会長

もちろん、そこには興味が持てる、楽しめる、満足できるというコンテンツがあって、みんなが1つになっているからなのでしょうね。

●中野

参加しているという感覚があるから、楽しめるし盛り上がることができる。しかもみんながそう思えるから、必然的にチームを支えるし地域も活性化されてしまう。すごいモデルですよ、僕はそう思いますね。

株式会社アルビレックス新潟 取締役会長

NSGグループ代表   池田 弘(いけだ ひろむ)

新潟県立新潟南高等学校卒業後、國學院大学で神職を学び、昭和52年、愛宕神社宮司に就任する。、同年、新潟総合学院を開校、理事長に就任し、30年以上に渡り教育事業、医療福祉事業を展開してきた。 現在は、新潟県、福島県、東京都を中心に、30校を数える専門学校、大学院大学、大学、高等学校、学習塾、資格試験スクールなどの教育機関と、病院や高齢者入所施設などの医療・福祉機関、さらに、専門教材・資格検定事業や、アウトソーシング、給食サービスなどの株式会社からなるNSGグループの代表を務める。

また、平成8年には株式会社アルビレックス新潟の代表取締役社長に就任(現在は取締役会長)。アルビレックス新潟は、平成15年、J2でリーグ優勝、翌年J1昇格。地域密着型の経営手法で経営に当たり、観客動員はJリーグトップクラスとなる。「アルビレックス」の名を冠したスポーツチームは、サッカー、バスケットボールにとどまらず、チアリーディング、ウインタースポーツ、陸上、野球、モータースポーツの各分野でも生まれている。

現在は起業支援に力を入れており、501社の公開並み企業の立ち上げ、育成を目指す起業支援プロジェクトに取り組んでいる。

関東ニュービジネス協議会会長。第15回ニュービジネス大賞アントレプレナー大賞部門最優秀賞受賞、2006年ミッション経営大賞受賞、2006年藍綬褒章受章。

著書・関連出版物

アルビレックス新潟の奇跡-白鳥スタジアムに舞う-(小学館)

池田弘 奇跡を起こす人になれ!(東洋経済新報社)

神主さんがなぜプロサッカーチームの経営をするのか(東洋経済新報社)

地方の逆襲「格差」に負けない人になれ!(PHP研究所)

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