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第6回 ブルータグ株式会社 代表取締役社長 今矢賢一氏:2/4|社長対談|投資信託・積立投資ならセゾン投信

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社長対談~21世紀の世界を見据えて~"今"を変える力

ブルータグ株式会社 代表取締役社長 今矢賢一氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

変化を恐れるな!

●中野

会社を作る段階で、多くの人から少しずつ集めれば大きな力になるというビジネスモデルが頭にあったわけですよね。要するに、みんなでアスリートを支えようと。その気持ちが今矢さんのモチベーションでもあると思うのですが、ずばり聞きます。今矢さんにとって仕事とは何なのでしょうか?お金を稼ぐとか家族を養うのであれば、前の会社にいても問題はなかったはずです。でも、何か心に刺さってしまって行動するのは、また違うモチベーションなのではないかと思うのですよ。

●今矢さん

僕の場合、「仕事」と「仕事じゃない」という分け方ができないというか、あえてしないというか。それも含めて人生そのものだと思うので、やっぱり一番はやりがいだと思います。自分がやっていることに夢中になれて、世の中に力を与えることができて、自分の役割を感じることができれば人はすごく成長できますよね。たとえば、オリンピックに出たソフトボール女子代表は、自分たちのプライドとか金メダルをとりたいという気持ちもあったのでしょうけど、それ以上に日本のみんなを元気にしたいという気持ちでオリンピックに臨んだといいます。

そういう部分が、僕自身も大きいのかなと思いますね。仕事というよりは、僕自身が一流のアスリートをひとりでも多く輩出していくことが、子供たちにとっても社会にとっても力になると思うのです。もちろん、社会や子供たちのためにできることはスポーツだけではありませんが、スポーツを通して社会を元気にすることが僕自身が経験上できることですし、やりがいを感じられることです。

●中野

結局、自分の時間もエネルギーも情熱も、全部使ってもいいと思っているわけですよね?

ブルータグ株式会社 代表取締役社長 今矢賢一氏

●今矢さん

全部を使うというよりは、日常の中に仕事がスーッと入っているという表現が適切かもしれません。たとえば、休日には子供たちと買い物や食事に行ったりして、僕はその時仕事をしているという感覚ではなく純粋にオフを楽しんでいますが、お店に入ると「ここは儲かっているのかな」と考えます。買い物に行っても、僕と世代が違うお父さんたちを見てしまいますね。そうすると選ぶ商品のテイストが違ったり、基準が違ったりしておもしろいです。自分が商品をマーケティングする上でとても勉強になりますよ。ホームセンターもそうですし、回転寿司でもかなり勉強になります。値段を気にせずに皿を取る人もいますし、しっかり皿を選ぶ人もいる。計算して食べている人もいる。経済が働いているなと思いますね。

子供を見ていてもそうです。僕には子供が3人いて、一番上の子はちょっと遠慮気味に値段が安いものを頼むのですが、下の子2人は値段なんて関係なく自分が食べたいものを注文します。性格によって違うのかなと思いますけどね。

●中野

う~ん、それは性格ではないような気がしますね。僕自身のことを話すと、以前と今では行動パターンが変わりました。僕はずっとサラリーマンをしてきて毎月ちゃんと給料がもらえていましたが、そうなると守りに入るのですよ。それは捨てるものがある発想なのです。この会社をつくった後は、普段の生き方まで変わってきてしまって、守りという発想が全部消えてしまったわけです。

だから、行動パターンというのは、その人がもって生まれた性格によるのではなくて、環境とか考えていること、やっていることで変わるのだと思います。というか、世の中は動いているのだから、変わるのは当たり前なのですよ。

●今矢さん

言われてみればそうかもしれないです。アスリートを見ていて、凝り固まった考えでいる選手は伸びないなと思うのと同じでしょうね。たとえば、このトレーニング方法が正しいんだという考えを変えられないとか、成功しているパターンをそっくり真似したりとか。もちろん競技レベルが低い場合はトップの真似をせざるを得ないのですが、勝つためには変化を怖がらずに、自分が変わるという選択肢を持つ必要があると思います。

僕自身、数えきれないくらい失敗してきている中で、今までの成功パターンだけで成功するのは難しいと感じていますしね。同じインターネットの世界でもずいぶんと変わりましたから。

●中野

過去の重厚長大で育ってきた人にはしみついている部分ですね。厳しい壁にぶつかったときに、過去の成功事例に即して発想しがちです。ここは今矢さんと経済成長の中で生きてきた人の大きな差だと思います。僕自身、この概念を打ち破るのはけっこう大変でしたね。

●今矢さん

スポーツの世界でも変化を恐れる風潮があって、それが日本のスポーツの発展にブレーキをかけている要因の1つだと思います。さらに、体質が極めて古くて閉ざされていることも、スポーツの変化を妨げています。もちろん、協会とか連盟の中で変えていこうとする動きがあるのは事実ですが、日本のスポーツを統括する組織の体質が古いことは否定できません。でも問題の根幹は、国がスポーツを、国民が豊かになったり国際力をつける政策として取り入れていないことだと思います。

●中野

それはスポーツだけではなくて、国の構造自体がそうなのではないでしょうか。民間企業でも、上層部が入れ替わらないと体質はなかなか変わらないと思います。スポーツの分野でいうと、協会や連盟を仕切っている人たちの世代交代が必要なのかなと、僕は思ったりもしますね。

●今矢さん

たとえば任期を設けるなど、若返る仕組みを作る必要はあるでしょうね。血液が循環する仕組みができてくればスポーツ界は劇的な変化をすると思います。

●中野

日本の場合、スポーツの分野ではそれほど大きな成功をしたわけではないですよね?今の中国のようにものすごく強い時代があったわけでもない。それでも、古い体質を持った構造ができていて、さらに国が戦略としてスポーツを盛り上げない。韓国は国家戦略としてスポーツを認識していて、事実大きな経済効果を生んでいるのに、それを見ている日本が国家戦略としてスポーツを取り入れないのはどうしてなのでしょうか?

●今矢さん

う~ん、僕自身、すごく不思議なのですよ。スポーツは、否定する要素があまりない文化です。ワールドカップで日本代表が勝てば国民はみんな喜びますし、イチロー選手が活躍すればみんな嬉しくなり、感動もします。それだけではなくて、とてつもない経済効果があるのに、なぜ推進しないのか。国民を健康にするとか、健康を保つという面でも、スポーツを戦略的に取り込むことは意味があると僕は思います。ただ、いざ取り入れられたときには、実際にそれをマネジメントできるプロの数が日本では非常に少ないのが問題点の1つでしょうね。

セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

●中野

スポーツ界においては、元選手がマネジメントをすることが実に多いですよね。そういった傾向は世界的に見ても強いのでしょうか?

●今矢さん

世界的に見てもその傾向はありますから、日本でも引退した選手がマネジメントに携わるのは一つの自然な流れです。ただ、中野さんが関わられている投資の分野でも必要なことだと思いますが、その道のプロを増やさないといけないと感じています。国民全体が健康面とか経済効果という面で恩恵を受けることができるのがスポーツのいいところでもあるのだから、もっと積極的に推進していくべきだし、そこは変えていきたい部分でもありますね。

●中野

そこは今矢さんにとっての憤りになっているのではないかと思いますね。今のビジネスにおいて、突破したいことの1つですか?

●今矢さん

僕たちがどこまで貢献できるのかはわかりませんが、変えていきたいことの1つですし、変えることに大きな価値があるのは間違いありません。たとえば、子供たちを海外に連れていくことも、国際交流の1つだと思うのですよ。日本の子供外交官のようなものですよね。日本の素晴らしさを伝え、日本人の心配りなど日本の強みを海外の人は見ることになるわけです。そして、海外を経験する子供たちは、自分の意思をしっかり伝える強さや民族や文化の多様性を肌で感じることができると思います。だから、もっとこういった活動を推進していくような仕組みができてくればいいなと思います。

●中野

そういうことを今矢さんの会社だけでやろうとしても、やはり限界がありますよね。だからこそ、国が支援することなのではないかと思います。それに民間の力、そして個人の力が加われば、スポーツは今以上に意味を持つ文化になるような気がしますね。

ブルータグ株式会社 代表取締役社長 今矢賢一氏

ニューサウス・ウェールズ大学卒(スポーツ・レジャースタディーズ専攻) オーストラリアで高校、大学を卒業、現地で就職後転勤により1999年に日本へ帰国。2000年にネットベンチャー企業を立ち上げ、2002年バリューコマース株式会社と株式交換にて100%子会社される。その後、バリューコマース株式会社の中核事業であるアフィリエイトマーケティング事業の営業、事業開発部門を統括し、社長室シニアバイスバイスプレジデントとして、ヤフー株式会社との資本業務提携などに携わる。2006年7月のバリューコマース株式会社マザーズ上場を機に、社長室にて立ち上げたブルータグプロジェクトを株式会社化することを決意。 2007年1月にバリューコマース株式会社を退職し、同4月よりブルータグ株式会社代表取締役社長に就任。

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