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第7回 株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏:2/4|社長対談|投資信託・積立投資ならセゾン投信

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社長対談~21世紀の世界を見据えて~"今"を変える力

株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

社会に適応する会社が生き残れる

●中野

会社の未来のために投資をするのは、経営者として考えなければならないことですが、森さんの場合、どんなことにお金を使うようにしていますか?

●森社長

実は投資先がなかなかないという問題があります。なんでもかんでも手を出さず、あくまで高級に特化しているので、一休に合う投資先は限られます。

●中野

ネットビジネスとしては変わっていますよね。普通はこれだけ会社が拡大していてキャッシュもあるのだから、新しいことにどんどん手を出そうと考えるのではないかと思うのです。

●森社長

もちろん上場企業なので成長しなければなりませんから、2006年からはレストランの即時予約を展開しています。ネットバブルの頃は多くの企業が幅広く手を出したばかりに、後になって大変なことになっていました。僕も同じことをしていたら、きっと今ごろこの会社はありませんよ。もちろん、世の中は常に変化しているので、対応しなければなりません。だから、いつかこのモデルも変えるときが来るだろうとは考えています。

●中野

この会社の未来はどう描いていますか?

株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏

●森社長

世の中に形を残す企業にしたいと思います。そのためには人材がとても重要なので、より良い人材に入ってもらえる企業になりたいですね。

●中野

一休のサービスは、ホテルを利用する人にとってはとてもありがたいサービスです。だから多くの人に喜ばれるのではないかと思いますが、いかがですか?

●森社長

みんな喜んでくれています。ホテルの方も、これまでお客様が来ないときでも来ていただけるようになったと言ってくれます。もちろん利用してくださっている方からも、高級ホテルにお得に泊まれたとメールをいただきますから、感謝されると嬉しいですね。

●中野

偶然に偶然が重なってできた特殊モデルという感じですからね。

●森社長

世界的に見ても、高級ホテルに特化したサイトはありませんからね。上場しているので、幅広く手を出している大きな会社と勘違いされることもありますが、こじんまりとしています。いろいろなことに手を出さなかったことが幸いしたと思います。ただ、いつまで続くのかわからないので、絶えず設備投資は必要になります。ネットの世界でも各方面のサービスがでてきていますから、それに対応するための人材とコストは不可欠です。

●中野

僕が森さんの立場だったら、最初にネガティブファクターとして思うのは、自分のサイトはまだ小さいから、高級ホテルに話しに行っても相手にされないのではないか? ということです。無理かなと考えてしまうと思うのですが。

●森社長

逆に、一番難しいところを口説き落とすのがいいのですよ。例えばパークハイアットに行き、いいホテルの話を聞くとと、じゃ次は……と意欲が湧きます。

●中野

1つずつ交渉をしていったのですか?

●森社長

創業当時は営業が僕だけでしたからね。1つずつです。今思えば失礼な話ですが、名古屋や札幌のホテルに交渉に行っても日帰りでした。泊まるお金がなかったから仕方ありません。

●中野

一休には京都の高級旅館「柊家」もありますよね?

●森社長

これも偶然ですね。「柊家」の扉が開いている感じがしたのですよ(笑)。それで入ってみたら女将さんがいらっしゃって、今ちょうどインターネットの勉強をしていると。京都だから固いのかなと思いましたし、京都は決断が曖昧だと聞いていたので、しばらく話をした後に断るのであれば、早く断ってくださいと言ったら、もっと話を聞きたいと。それですぐに契約してくれました。

これまで一休と契約してくださったホテルの方たちは、そのとき「OK」と言わないと僕が自殺でもするんじゃないかって思ったとおっしゃっていますけどね。

●中野

すごい意気込みだったのでしょうね。森流人を動かす方法みたいな感じでしょうか?

●森社長

意気込みというか、キャッシュがどんどんなくなっていきますから、流れを変えないといけないという気持ちが強くありました。とにかく必死でした。

●中野

そういえば、第2の一休が出てきませんね。僕としてはけっこう不思議なのですが、どうしてなのでしょう?

●森社長

ネット業界では、最初に始めたものが大きな砦を築きますからね。それにホテル側からすれば、一休が2つなくてもいいわけです。もちろん楽天トラベルやじゃらんがありますが、主力商品が違いますからね。

●中野

ところで、一休という名前の由来は?

●森社長

母が飼っていた犬の名前です。だから会社のロゴマークは、犬の耳と鼻をイメージしているのですよ。意外でしょ?(笑)「IKKYU」じゃないのは、京都のお店がこのドメインをとっていたからです。だから、「IKYU」でいいかなと思って(笑)。

●中野

森さんは今までお会いした中で、一番大雑把な社長さんですよ(笑)。

●森社長

大雑把というか、割り切りが早いというか。お金もそうですよね。創業前に空売りして損切りをするし、セゾン投信のファンドにしても、早くからはじめてリーマンショック後に損切りをしましたからね。損切りの歴史ですよ。最安値で売りました。でも、そこで最安値を見抜くのは不可能だから、毎月積立をしようと思ったのです。マーケット以上に儲かるかというと、そうでもなさそうですけど。

●中野

僕としてはマーケットと同じでいいのではないですか? という考えです。そんなに欲張らなくてもいいじゃないかと。

●森社長

結局のところ10年後はわからないですからね。

セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

●中野

長い時間やり続けることが大事だと思います。時間をかければ複利の効果も出てきますから。そもそも、そんなことを言う森さんは、セゾン投信を早くから評価してくださってますよね。

●森社長

コストが安いですからね。もう1つは、自動引き落としです。自分でも組み合わせて運用できますが、毎月毎月自分で買うのは面倒だし忘れます。だから引き落としシステムはすごく魅力です。人は最初の3ヵ月はできるけれど、その後はなかなか続きません。でも一方で、何のために積立をやっているんだろうと思うこともあります。

●中野

何のためにやっているのですか?

●森社長

何かのときのためですよ(笑)。それが一体何? と言われると困りますけどね。子どものためには子ども口座を作って毎月始めましたけど、それ以外の積立は何のためにやっているのか……。つくづく思うのは、人間の欲はきりがないということです。

●中野

常識的に言えば、会社を上場させた段階で相当なお金が手に入るわけですから、普通の人と違った感覚でお金をとらえているのではないかと思うのですが。

●森社長

でも、お金はあまり使いませんからね。車もないですし、子どもの通学のためにいつでも引っ越しができるように家は借りています。だから、物質には換えていません。物欲はないほうだと思います。

●中野

はじめて一休のオフィスに伺ったときは、貸しビルに入っていて、本当に小さい部屋でしたよね。スタートしたばかりのベンチャーという感じでした。僕はそのイメージがとても強くて、無駄なところにはお金を使わないのかなと思いましたね。

●森社長

営業に行く場所が、高級ホテルなどきらびやかなに行くのだから、そういう場所にオフィスを構える必要もないかなと。

●中野

むしろ、そういう世界を見てきているから、立派な場所に会社を作りたくなりませんか?

●森社長

そうやって消えていく会社を見ていますからね。いかにして生き残るのかが重要です。生き残ってこそですから。もしなくなっていったら、それは時代に合わないか、不要になった証明です。適者生存ですから、生き残れる会社は適応できているということです。

人間は、いつかリタイアするものだとわかっていますが、みんな何かにしがみついて生きていきます。僕としては、それは避けたいと。潔く生きたいですよね。

株式会社一休 代表取締役社長 森 正文氏

1986年上智大法学部卒業後、日本生命に入社。資産配分の企画立案部門を経て、2年間リーマン・ブラザーズ投資顧問(ニューヨーク)に派遣。帰国後、融資・審査部門に。98年、日本生命を退社。同年7月株式会社プライムリンク(現・株式会社一休)を設立し、代表取締役社長に就任。2000年に立ち上げた高級ホテル・高級旅館宿泊予約サイト「一休.com」は、会員数約220万人(2011年1月末現在)にまで成長。2007年2月には東証一部上場を果たしている。

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