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第7回 株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏:3/4|社長対談|投資信託・積立投資ならセゾン投信

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社長対談~21世紀の世界を見据えて~"今"を変える力

株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

お酒とファンドは「2ゴウ」まで!?

●中野

これまで何度もお会いしていますが、今日は新たな発見をしました。森さんは、ものすごく執着のない人ですよね。

●森社長

そんなことはありませんよ。会社にしても、上場している以上もっと成長させなければならないと思いますし。

●中野

とは言いつつも、ものすごく自然体で自分の身の丈の範囲で堅実にやってきているというイメージがあります。

株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏

●森社長

でも、今振り返るとそれがよかったのかなと思いますね。自分の身の丈にあったスタンスでやってきたから、リーマンショックを乗り超え、デフレの中でもやっていられるのかもしれません。次に何をやろうかとも考えますが、それ以上に「今」に全力投球をしないといけないなと思っています。

●中野

上場をやめようという気持ちはありませんか?

●森社長

せっかく上場しましたから。今はプライベートカンパニーからパブリックカンパニーになる途中ですから、この流れを加速させていきたいです。

●中野

なんだか自分の会社というこだわりが薄いような気がしますね。ベンチャー企業家の熱血漢と正反対のような。でも僕が一番すごいと思うのは、あれだけのキャッシュを持っていることです。ベンチャーでそこまで持っている企業はそうそうないですよね。もう地に足がついているのを通り越して、根がはっている感じです。

ところで森さんが子どもの頃は、どんなお子さんだったのですか?

●森社長

僕が生まれた家には祖父母もいましたし、お手伝いさんもいるけっこう裕福な家庭でした。長男として生まれたので、本当に可愛がられて育ちましたね。妹がいて、普通妹がいればほとんどのことにおいて女の子が優先されるのでしょうけど、僕の家は逆でした。僕が最優先。だから殿様のような感じでしたね。一方で、大人たちの期待に応えないといけないと思っていたのも確かです。

●中野

おもちゃなどはたくさん買ってもらえそうですよね。だから1つの物にあまり執着しないような気がしますが。

●森社長

そこはすごく厳しかったですよ。でも、とにかく友達に自慢したかったので、流行っているおもちゃは誰よりも早く手に入れたいと思っていました。

僕に期待する一方で、厳しい一面もある大人たちに囲まれて育ったから、有名旅館の女将さんとの交渉もスムーズにできたし、高級ホテルにも話に行けたのかもしれません。

●中野

そのとき、ダメかもしれないという考えはなかったのですか?

●森社長

もちろんありましたよ。僕はそこまで自信家ではありませんから。でも、ベンチャー企業は「当たって砕けろ!」みたいなところがあります。挑戦しない限り何もないですからね。

●中野

普通の人の弱気を通り過ぎて、その反動でエネルギーを創りだすというイメージですね。

●森社長

たとえば好きな女性がいたとして、何も行動しなかったら絶対にうまくいかないですよね? でも、「好きだ」と意思表示をして口説くと可能性が見えてきます。あとは自分の努力とか相手の気持ちなどによりますが、ベンチャー企業も同じだと思いますね。とにかく行動しないと何も始まらない。ベンチャーの場合はガンガンいかないとなかなかうまくいかない気がします。

●中野

結局、一休はガンガンいってますからね。

●森社長

強気の営業はしますが、保守的でもあります。会社は潰れるものだという感覚は常に持っていますからね。

●中野

もし一休から退くことになった場合、次に何をやります?

●森社長

う~ん、それはわからないですね。でも、今やっていることを捨てないと何も入ってこない。だから、「捨てないと何も始まらない」というのが僕の考えです。ニッセイを辞めたから一休が誕生し、今に至るわけですし。ただ、今は上場企業の社長なので、株主のためにも社員のためにも、一休に集中しないといけないと思います。

●中野

追い込まれて動くタイプ、あるいは自分で追い込むタイプでしょうか?

●森社長

次の手はいつも考えていますよ。何かないかと。運用もビジネスも未来は見えないですからね。

●中野

でも信じることはできますよ。確かに未来は見えないけれど、成長するという信念を持つことはできますし、この信念がないと運用は成り立ちません。今運用を始める若い人が増えてきていますが、それは自分の身は自分で守らないといけないという思いが強いからです。この考えは20世紀にはなかったもので、当時は自分でやろうなんて思う人はいなかったはずです。そう考えると、21世紀になって新しい価値観ができてきたんだなと思います。

株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏

●森社長

20世紀は国も会社も伸びていたので、自分たちでやるという気持ちはなかったですよね。でも今後は団塊の世代がリタイアして経済はどんどんシュリンクしていくので、自分で行動しないといけないのは確かですよ。

これは何も投資だけではなくて、ビジネスも同じです。商品とかサービスはお客様が選ぶので、受け入れられなくなったら商品がなくなるか、商品に頼りきった会社は会社自体がなくなるかです。どんなものにも寿命はありますからね。

●中野

ということは、森さんは今の一休のメインサービスにも、どこかで寿命が来ると考えているのでしょうか?

●森社長

可能性はありますから、そうならないように別のことをしようとしています。もちろん全く違うことではなくて、ホテルから派生したものです。ホテルレストランの予約や国内だけではなくて中国語サイトを始めて中国人からのホテルの予約を始めたのもその一環です。

●中野

全く違うことをやらないというのは、一休のスタンスですね。やっぱり、ゆっくりと着実にという感じがします。欲がないというか。

●森社長

欲がないことはないですけど、バランスが難しいと思います。欲があると、あの人は羨ましいと常に思ってしまう。たとえばフェラーリが好きな人は、フェラーリに乗っている人に対していつも羨ましい気持ちを持ってしまいます。しかも、そのフェラーリを買ったとしても、また違うフェラーリに乗っている人を見たら、その人を羨むものです。そしてまた違うフェラーリが欲しくなる。エンドレスですよ。欲望にはきりがないですからね。自分の欲が満たされず、常に渇望しているのは辛いと思います。

これは投資も同じです。たとえば不動産投資をしている人は、赤坂にマンションを買ったら、六本木にも欲しくなる。いいマンションがどんどん売りに出されるから、その誘惑は強いはずです。ファンドもそうでしょう。次から次へ売りだされていますけど、ついつい買ってしまいたくなるのではないでしょうか。儲かるかどうかはわかりませんが、少なくとも儲かりそうな感じはしますからね。

おいしいお酒はついつい飲みすぎてしまうけれど、2合くらいまでがちょうどいいと言います。ファンドも2本あればいいのかもしれません。だから、お酒とファンドは「2ゴウ」までなのですよ。

株式会社一休 代表取締役社長 森 正文氏

1986年上智大法学部卒業後、日本生命に入社。資産配分の企画立案部門を経て、2年間リーマン・ブラザーズ投資顧問(ニューヨーク)に派遣。帰国後、融資・審査部門に。98年、日本生命を退社。同年7月株式会社プライムリンク(現・株式会社一休)を設立し、代表取締役社長に就任。2000年に立ち上げた高級ホテル・高級旅館宿泊予約サイト「一休.com」は、会員数約220万人(2011年1月末現在)にまで成長。2007年2月には東証一部上場を果たしている。

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