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第7回 株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏:4/4|社長対談|投資信託・積立投資ならセゾン投信

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社長対談~21世紀の世界を見据えて~"今"を変える力

株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

自分たちだけの「きら星」を輝かせよう

●中野

先輩社長として、セゾン投信がもっとよくなるためのアドバイスをお願いできますか?

●森社長

御社のファンドの特徴の1つは、やはりバンガードですよね。ここと組んでいる会社は日本ではほとんどないのだから、「どこにでもあるわけではない」ことが強みなのは確かです。どんな証券会社でもバンガードを扱っていると価値は下がってしまいますが、今のところないので御社の強みになりますよね。キラーコンテンツですよ。

●中野

一方で、長期投資の意味や意義はわかったけれど、退屈しちゃうという声もあります。刺激が欲しいのであれば大手の証券会社にいけば商品はたくさんありますから、そこで買うしかない。でもそれでは本当に意味のある長期投資はできないのです。

株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏

●森社長

かといって正面からぶつかって大手に勝てるかというとなかなか難しいので、やっぱり他にない強みを活かすしかないと思います。大手がやらないことをやって、他で売っていないものを売る。

しかも御社の場合は直販ですよね。これはみんながやりたいと思っています。直販であれば販売コストを抑えられ、お客様の手数料も安くできる。両者にとってとてもいい仕組みですから、御社が存在する意義は大きいと思います。そのベースとなるのはやはり「きら星」です。だからそれを売るしかないですよ。

●中野

一休にとっての「きら星」は何ですか?

●森社長

一休だけで予約できるホテルです。「一休Plus+」といい、インターネットの予約サイトでは、他では扱っていないホテルがあるというのは、一休の最大の強みですね。

●中野

ここまでのサイトを作り上げたのは、森さんのセンスと努力があってこそだと思います。サラリーマンのままでは味わえなかったことでしょうしね。サラリーマンを辞めて自分で会社をはじめてよかったと思うのはどんなことですか?

●森社長

上司がいないことです。監視されるのが嫌ですからね。監視されると萎縮してしまって、出てくるアイデアも出なくなるような気がしませんか? だから、僕自身、部下に対して監視のようなことはしないです。

●中野

森さんを見ていると、とても明るくて陽気な感じがします。落ち込んだりすることはないのかと思ってしまいますが、さすがに落ち込むこともあるのでしょうか。そういう時にはどうやって元気を取り戻すのですか?

●森社長

体を動かすのが一番いいですね。頭の中で落ち込んでしまい脱却できないならば、運動するのがいいと思います。でも落ち込んだときには落ち込み続けますよね。転換するのは難しいです。落ち込みを換えていけるものはないですよね。

●中野

でも、今、ここにいるということは、落ち込みを何かに換えてきたわけですよね?

●森社長

何かに換えるというよりは、自分で自分に思い込ませてきたのでしょうね。空売りで2000万円損をしたときでも、神様が自分に適正な金額にしてくれたのだと。失敗は数多く繰り返してきましたが、その中で僕が強く感じたのは「迷ったらやってみよう」ということです。

●中野

ただ、それはなかなかできないことですよね? たとえば、立場上失敗できないとか、金銭的なリスクがあると、一歩踏み出せないと思います。投資もそうですよね。多くの人は、損をしたらどうしようって考えているのだと思います。だから、はじめることができない。

●森社長

僕の場合ですが、投資については半値になるかもしれないと思うことにしました。そう思うように自分を変えたのです。要するに、物事をとらえる角度を変える。たとえば、ドル建て外貨商品を持っていると今のような円高局面ではけっこう辛いですよね。そういう場合は自分はアメリカ人だと思うことにするとか。ドルベースで考えれば為替の影響は関係ないですからね。

●中野

そう考えられる森さんは、テストで悪い点をとってもあまり気にしない子供だったのではないですか?

●森社長

あるとき、テストの順番を後ろから数えたほうが早いくらい悪い点数をとったことがありました。でも「僕の下にもまだいる、僕がこの点数をとったから、友達は僕の前にいることができるんだ」と親に言ったら、怒られましたけどね。

●中野

ずいぶん頭の回転が速い子どもですね。

●森社長

昔から人と同じは嫌だな、つまらないなという気持ちはありました。それが高級ホテルに特化する発想のベースになっているのかもしれません。もちろん、この気持ちは今も変わらないです。

●中野

最後に、森さんにとってお金とは何ですか?

株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏

●森社長

ある上場企業の方は「お金はあればあるほどもっと欲しいと思うし、なくなるのではないかと恐怖に駆られるものだ」とおっしゃっていました。お金で人生を狂わす人もいるくらいですから、気持ちのコントロールは難しいかもしれません。ただお金があると選択肢は広がります。何をやるにもお金は必要ですから、お金による制限が軽くなる、あるいはなくなるのであれば、やれることはもっと増えます。結局、人間は生きている限りお金を必要とします。これは否定できない事実です。だから、辛いことがあってもお金を稼がなければなりません。

ただ、辛いこともとらえ方しだいです。フランスの哲学者であるアランは「安定は情熱を殺し、苦悩と不安が人間を高みにもっていく」という内容の言葉を残しました。飛行機も空気抵抗がなければ高く飛ぶことはできません。だから、会社の中で空気抵抗のようなものがあっても、それは成長するための試練だと思います。たとえば、社員が辞めることになっても、この後にもっと優秀な人が入ってくるんだと。本当はネガティブ思考で、不安に駆られていますけどね。経営者だから仕方ないのかもしれませんが、くよくよしても何も解決しません。だったら少しでも明るくとらえたほうがいいじゃないですか。

●中野

確かにそうですね。僕も経営者として悩むことはありますし、くよくよすることもあります。でも、くよくよし続けても結局何の解決にもなりません。経営の先輩で、しかも東証1部に上場までされている森さんに話をお聞きしてそのことを確信しました。

もう1つ、「きら星」の存在がいかに大切かを改めて考えました。一休がここまで成長したのは、高級ホテルという「きら星」があったからですよね。どこにもないものがあるというのは、無敵に近い印象です。「きら星」をセゾン投信も持っているのだから、それを最大の武器にすることで市場を開拓できるのだろうと思います。というか、1つの市場を創らなければなりません。そして、みんながホテルを利用するのと同じように、将来の豊かさを得るために投資を利用する。そういう時代が来たときに、セゾン投信は今の一休のような地位にいます、必ず。静かだけど大胆で、決して妥協をしない会社だよねと言われるようになりますよ。

インタビューを終えて

森社長はセゾン投信が世に出た頃より声援を贈ってくださる小生にとっても大切な方です。そしてゼロから新しい価値を創造し、見事大手が追随できない独自のビジネスモデルを確立させた立派なベンチャー経営者として、いつも経営のヒントをいただいています。自由奔放なネアカキャラの中にある繊細で緻密な一面が森社長の経営者としての魅力であり、同時にパワフルな温もりは人間として小生を惹きつけます。(中野)

株式会社一休 代表取締役社長 森 正文氏

1986年上智大法学部卒業後、日本生命に入社。資産配分の企画立案部門を経て、2年間リーマン・ブラザーズ投資顧問(ニューヨーク)に派遣。帰国後、融資・審査部門に。98年、日本生命を退社。同年7月株式会社プライムリンク(現・株式会社一休)を設立し、代表取締役社長に就任。2000年に立ち上げた高級ホテル・高級旅館宿泊予約サイト「一休.com」は、会員数約220万人(2011年1月末現在)にまで成長。2007年2月には東証一部上場を果たしている。

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