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第9回 株式会社BOOT BLACK JAPAN 代表取締役 長谷川裕也氏:3/4|社長対談|投資信託・積立投資ならセゾン投信

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社長対談~21世紀の世界を見据えて~"今"を変える力

株式会社BOOT BLACK JAPAN 代表取締役 長谷川裕也氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

僕たちは仕事に誇りと自信を持っている

●中野

そもそも、どういう経緯で靴磨きにたどりついたのですか?靴磨きの仕事の経験があったのでしょうか。

株式会社BOOT BLACK JAPAN 代表取締役 長谷川裕也氏

●長谷川さん

経験もありませんでしたし、それまで靴磨き屋さんを見たこともなかったです。はじめたときには全財産が3,000円程度で、すぐにお金になる商売はなんだろうと考えたときに、靴磨きが選択肢の1つにあったのです。肩もみ屋さんもいいなと思ったのですが、それまで自分の靴を頻繁に磨いていたこともあって、ピンときたのだと思います。

●中野

ということは、お金もないし、行き詰ってしまった挙句の靴磨きだったわけですね?

●長谷川さん

そうですね。だから当時から考えれば、今のようなスタイルのお店になっているとは思いもしなかったですね。

●中野

長谷川さんは、靴が好きなのですか?

●長谷川さん

靴は好きですし磨くことも好きなのですが、それ以上に靴を磨くことでお客様が喜んでいる姿を見るのが好きなのです。お客様がどう喜んでくれるのかが、一番大事かなと思います。

●中野

そういう考えは、職人の感覚という点では新しいですよね。職人というと、黙々と作業をして話しかけたら怒られるというイメージがあります。

●長谷川さん

でも、そういう姿もかっこいいですよ。職人というとカタブツな感じですが、そこに僕は憧れがあります。だからこそ、僕は「靴磨き職人」なのです。それに一緒に靴磨きをしているメンバーに対しても「スタッフ」と言わずに「職人」と呼んでいます。

●中野

なんだかすごくプロフェッショナルな感じがしますし、プロの誇りを大事にしているのが長谷川さんなんだなと思います。靴磨きの長い歴史の中では、職人自身が「自分はプロである」という意識をあまり持ってこなかったのかもしれません。それに加えて、多くの人が、自分はあれほどきれいに靴を磨くことはできないと知っているにも関わらず、靴磨き職人を「職人」として認識してこなかった。だから地位も上がらなかったわけですね。でも、それを変えようとして、事実変えてしまっているのが長谷川さんです。だから、すごく価値があると僕は思うのですよ。

価値の変化が起きている時代に長谷川さんがいて、価値を変えようと動き出したから受け入れられたし、習慣も変わってきています。こういう価値の変化に気付いて同じようなことをしている人はいるのでしょうか?

●長谷川さん

靴磨き屋さんは増えていますね。そもそも靴磨き職人が増えなかったのは、1960年代から路上で靴磨きをする許可がおりなくなったからです。かといって店を構えて靴磨きをやろうとしても、家賃や人件費を払ってちゃんとビジネスとしてやれるかというと、それも難しかったのだと思います。でも、僕がこうやってお店を構えてやっていることが伝われば、靴磨き屋は難しいという考えも変わってくるのではないでしょうか。

●中野

他に靴磨き屋さんができるのは、長谷川さんにとってはプラスということですか?

●長谷川さん

そうですね、僕にとってはプラスになることです。というのも、これまで比較対象がなかったのです。靴磨き屋さんというと路上かホテルか空港か僕のお店かだったので、このお店がいいか悪いかの比較ができなかったのです。

●中野

このお店は分かりにくい場所にありますよね?これはわざとですか?

●長谷川さん

わざとですね。わかりにくいにも関わらず、お客様が靴を持ってきてくださるからこそ、靴磨きの価値の向上があると思いますし、靴磨き職人の地位の向上があるのだと思います。

●中野

飛び込みのお客様はいますか?

●長谷川さん

全くいらっしゃらないです。広告も出しませんから、雑誌で見ていただいたり口コミで広がって、今に至っています。

株式会社BOOT BLACK JAPAN 代表取締役 長谷川裕也氏

●中野

22歳のときに「靴磨き.お話しを聞くと、セゾン投信と似ている部分がけっこうありますね。口コミで広がっている点もそうですし、何より自分たちの仕事に自信を持っているというのが、一番の共通点です。僕たちは、すごく安いコストでファンドを作って、それを広めていく。それをやろうと思えるのは、自分たちの仕事に絶対の自信を持っているからなのです。

一方で、金融と靴磨きには、逆の勘違いがあるように思います。僕たちは金融の世界なので世間的な地位は高いと思われていて、靴磨き職人はすごくいい仕事をするけど地位が低いとみんなが思っています。でも、これは全く逆ですよね。金融の世界には間違った価値観があって、それを多くの人が正しいと思ってしまっています。だから僕は、その間違いを正したいと思うのです。

そもそも金融は主役ではなくて、経済の裏方なのですよ。経済の中で、プラスを生み出すものを支えるのが金融の仕事です。何を支えるのかといったら、モノづくりやサービス、つまり価値を生み出す人たち、経済をまわしている人たちです。そのお礼としてお金をいただくのが本来の金融ですから、モノづくりをする人たちよりも儲かるわけがない。金融の人間が巨額の給料をもらって偉そうにしているのは間違っていると思うのです。だから、それをなくすと同時に、多くの人にこの事実を知っていただくことができれば、セゾン投信は差別化できると思うのです。

●長谷川さん

僕たちも、他とは違うサービスを提供することで、差別化ができますからね。もちろん、接客に関しても、靴を磨いている間は楽しいと思っていただけるようにしています。このあたりはこれまでの「靴磨き職人」とはちょっと違う点かもしれません。

●中野

お客様のやりとりの中で、すごく嬉しかったことは何ですか?

●長谷川さん

4月1日にリニューアルオープンをしたのを機に、価格を上げることになりました。これまで1,500円だったのですが、2,500円にしたのです。これに関しては賛否両論あるのですが、その中でも僕たちの技術を認めてくれて、お店に来てくださるお客様がいるということがすごく嬉しいですね。

●中野

サービスを受ける側が本当に感謝する気持ちになると、とことん応援しよう、支えようという気持ちになるのですよ。その気持ちをお客様に持っていただけたら、商売としては価値があると思います。「ビジネスは可愛がられないとダメだ」とある人から言われたことがあります。癒しの存在になれたら勝ちだと。だから、値段が上がっても靴を磨いてほしいという人がいたり、このお店に遊びに来る人がいたり、癒されに来る人がいるのは素晴らしいことですよ。

株式会社BOOT BLACK JAPAN代表取締役 長谷川裕也氏

2004年春、20歳の時に無一文状態になり、日銭稼ぎの為に東京駅の路上で靴磨きを始める。その後、品川駅港南口に活動拠点を変え、2009年南青山にBrift H(ブリフトアッシュ)を開店。日本中の靴好きが集まる人気店へ。他には類を見ない新技術や新しい靴磨きのスタイルを作り続けている。

投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので基準価額は変動します。

その結果、購入時の価額を下回ることもあります。また、投資信託は、銘柄ごとに設定された信託報酬等の諸経費がかかります。各投資信託のリスク、費用については投資信託説明書(交付目論見書)に詳しく記載されております。

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