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第10回  株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長CEO 藤田晋氏:4/4|社長対談|投資信託・積立投資ならセゾン投信

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社長対談~21世紀の世界を見据えて~"今"を変える力

株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長CEO 藤田晋氏 × セゾン投信 代表取締役社長 中野晴啓

企業文化を大切にする

●中野

僕がいつも思うのは、重厚長大な20世紀産業の中で大きくなってきた会社のトップは、高度成長を支えてきたというよりは、ある程度形ができ上がったときに乗ってきた人だということです。それにもかかわらず、新しい価値を創りだす人を認めないこともあって、こういう風潮は誰かが壊していく必要があるのではないかと思うのですが、藤田社長はどう思いますか?

●藤田社長

壊していくのは、中にいるプレイヤーではないと思いますね。僕たちは、認められることがなくてもグッと我慢をして、いつか認めてもらうときを待たないといけないと思うのですよ。そこで文句をいっても何も解決しませんし、前に進みません。

●中野

もっと先を見据えてしっかりと足元を固める感じですか?

株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長CEO 藤田晋氏

●藤田社長

先を見据えるというよりは、理想としている会社像と現実とのギャップを把握して、歯ぎしりをしながらそれを縮めることを考えて仕事をしています。

●中野

21世紀の世界、社会がどうなる中で、サイバーエージェントがあると考えていますか?

●藤田社長

経営者は、社会がどうなるのかというよりは、むしろその変化に合わせていく必要があると考えています。ただ、新しい産業や新しい会社が大きな経済規模を持ち、雇用を生み出し、世界的にも展開して収益を上げるようにならないといけないのは間違いないので、そこに対して責任は感じています。

●中野

20世紀の日本の中に生まれてきたソニーとかトヨタのようなイメージですよね?

●藤田社長

日本製の家電や車は、世界のどこに行っても見ることができますから、そう考えると先人たちはすごいなと思います。資源がない国で、これだけの産業をつくったわけですからね。今、インターネットはアメリカに押されていますが、電化製品だって最初はそういう立場にあってそれを巻き返していったのですから、僕達にも可能性は十分あると思います。

●中野

ITなどは、10年もすればまた違ってしまいますからね。

●藤田社長

改善改良を加えて、新しい価値をどんどん創り出していく必要がありますね。

●中野

たとえるのであれば、グーグルのような企業を目指しているのでしょうか?

●藤田社長

それともまた違うのかな、と思います。シリコンバレーに行くとわかるのですが、そこには広大な敷地があり開発に集中できる環境が提供されています。でも僕たちは、それとは逆に、騒がしい渋谷の道玄坂で出てくる発想から、全く新しいサービスを生み出すことを考えています。

●中野

藤田社長は、ブログで社内会議の事等を外部に公開していますがなぜですか?

●藤田社長

ブログは、ディスクローズの手段です。みんなブログを見ているので、そこに書けば社員に一気に伝わります。しかも、これから入社する人にも伝えることができます。何かの経営判断をしたときにブログを使って説明でき、みんなを集めて説明する必要がないので、時間のロスも減ります。新しい制度をつくったら、ブログで書いて、それをツイッターに載せて、ダメ押しをする場合にはさらにメールを送れば、あっという間に社員に浸透します。もちろんみんなを集めて熱弁をふるってもいいのですが、目的をちゃんと伝えることができればいいので、そういう意味ではブログはとても便利なツールだと思いますね。一方で文章力は重要です。わかりやすい言葉で、的確に目的を伝えることができるかどうかでしょう。

●中野

では、普段熱弁はふるわないのですか?

●藤田社長

ブログで熱弁をふるっています。大切な部分は太字にしたり(笑)。だから社員や役員はブログを見て知ることがたくさんありますよ。

●中野

それが普通になっているわけですね?

●藤田社長

聞いてないという人がたくさんいると、会社が動かなくなりますからね。それを防ぐためにもブログは非常に有効なツールだと思います。

●中野

藤田社長がトップでいるのはあとどのくらいだと思いますか?

株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長CEO 藤田晋氏

●藤田社長

わからないですね。そもそも、どうやって辞めていいのかがわかりません。ただ1つ言えることは、僕はこの会社を自分のモノだと思って仕事をしたことはなく、パブリックカンパニーとして経営しているので、僕よりも会社を成長させることができる人が現れて、その人が経営をした方がいいと判断できるのであれば、すぐに交代するということです。

●中野

僕の会社では、既存の業界の中で新しい価値を創造して、大きな価値に育てていこうと考えています。そのためにファイティングポーズをとって、はっきりした立場を示してきました。でも藤田社長としては、こういった姿勢に対してあまり肯定的ではないですよね。そのうえでお聞きしたいのですが、これから僕達はどういうことに気をつけていけばいいと思いますか?

●藤田社長

投資信託という商品だけでは会社自体が儲からないような気がして、そこがポイントかもしれません。やはりNPOでないのであれば、結果が物事をやりやすくするので、他に儲かることをするといいかなと思います。説得力が増すというか。経営者になってすごく感じるのですが、たとえば、話す内容が同じでも、業績がいい時にはすごくよく聞いてもらえるのですが、業績が悪いと全く聞いてもらえないこともけっこうあります。だから、どんなに強い思いがあっても、結果がないと説得力に欠けてしまうのです。逆に結果を出せば、社内でも社外でも、経営者としてやりやすくなることが増えると思います。

●中野

結果が出ないときは?

●藤田社長

耐え時でしょうね。逆風のときは、ぐっと我慢をして次のチャンスをうかがうことですね。

●中野

チャンスを待てないばかりに、手っ取り早く儲かることに手を出してしまう人が多い中、藤田社長はすごく冷静だし、焦りがないと感じました。そういう姿勢は、僕にとってもすごく心強く感じられます。社会に対して、僕たちが常に訴えていることは、「いそがないで歩こう。」なのです。つまり、時間をかけて、ゆっくりと資産運用をしていきましょうということです。時間を味方にすれば複利の効果も得られますし、それこそ相場が悪いときに投資するチャンスもやってきます。

「焦らないことと、ぐっとこらえること」。今日は、藤田社長からたくさんのことを学んだと同時に、共通点も見つかったような気がします。これから僕たちも、もっと大きな社会的な動きをつくり出し、それこそ「21世紀を代表する会社」になろうと思います。その暁には、またこうやってお話ができればいいかなと。それに、この対談を通してたくさんの人が「自分も21世紀を代表する会社を創る」と思ってくれれば世界はもっとよくなりますよね。そういう社会をお金を通して支えていくのが、僕たちの使命の1つだと確信していますから、それを忘れずに、邁進していこうと思います。

インタビューを終えて

起業家というと、エネルギッシュな熱血キャラクターが多い中、藤田社長は全く別のカテゴリーの起業家でありましょう。 抑揚を抑え、穏やかに、ごく普通の事のように壮大な目標を語る藤田さんの姿に、21世紀型日本の新たな経営者像が重なります。 それは、社会との協調と対話にこそ事業成功の源泉を置く、そしてじっくりどっしりと社会の変化に合わせて育てていくような冷静で環境調和的経営観の中に、夢とロマンと共に成熟性を感じ取ったからでしょうか? 成功に決しておごらず、自らを客観し出来る藤田社長から多くの「21世紀型経営」のヒントを頂く事が出来ました。 (中野)

株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長CEO 藤田 晋氏

eビジネス推進連合会 幹事

サイバーエージェントを1998年に創業し、2000年には史上最年少社長(当時)として東証マザーズに上場。現在、サイバーエージェントは「Ameba」をはじめ、PCやモバイルなどにおけるインターネットサービスを運営・提供しています。インターネットメディア事業及びインターネット広告代理事業、Ameba関連事業、投資育成事業を軸に事業展開をするインターネット総合サービス企業として、1998年の創業から一貫して、インターネット産業において高い成長を遂げる会社づくりを目指し、「21世紀を代表する会社を創る」を会社のビジョンとしています。

現在は、代表取締役社長CEOであると同時に、「Ameba」の総合プロデューサーおよび技術担当取締役としてサービスの拡充・拡大に注力。

ブログ「渋谷ではたらく社長のアメブロ」 http://ameblo.jp/shibuya/

著書

「憂鬱じゃなければ、仕事じゃない」講談社

「藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー」日経BP社

「起業ってこうなんだ!どっとこむ」(米倉誠一郎共著) NTT出版

「渋谷ではたらく社長の告白」 アメーバブックス

「ジャパニーズドリーム」 アメーバブックス

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