SMAらいふ ~お客さま体験談~

野尻さん

第8回(2022年2月25日) 積立投資で作ったお金を夢の実現のために取り崩していく。なんて素敵な使い方なんだろう 野尻さん

現在60代前半の野尻さんは、2008年3月に積立投資を始めています。今から13年ほど前なので、野尻さんの年齢は50歳前後。この年齢になると長期的に積立投資をする意義を考えがちですが、実際にスタートを切った人はたくさんいます。そしてお金の使い方にも真剣に向き合っていく時期ではないでしょうか。
人生の大先輩に話を伺うのは、セゾン投信の山根尚之です。実は野尻さんとはお知り合いなのだそう。どんなインタビューになるのでしょうか。

インタビュアー セゾン投信 山根尚之

インタビュアー

セゾン投信 山根尚之

セゾン投信を、そして中野さんを応援しようと思った

山根

こんにちは、野尻さん。と言いますか、「ご無沙汰しています」の方が良いのかもしれませんね。僕は息子さんとは友達ですし野尻さんとも面識があるので、ちょっと照れてしまうのですが、今日はよろしくお願いします。早速ですが、野尻さんは2008年3月に積立投資を始められていますよね。セゾン投信は2007年に設立されたので、2008年の時点ではまだまだ小さい会社です。積立投資を考えたら、他にもっと有名で大きな運用会社もあったはずですが、なぜセゾン投信を選んでくださったのでしょうか?

野尻さん

当時社長だった中野さんが掲載されていた雑誌を読んだんです。セゾン投信を設立したことや長期投資で資産形成をしていくことを熱く語っていましたね。私はその時に個別株を買っていたのですが、仕事も忙しくなり本業に専念したい気持ちもあって、自分で銘柄を選ぶのが難しくなっていました。そのタイミングで、自分で銘柄を選ぶことなく運用を任せられる長期投資のことを語る中野さんの考えが、もともと私が理想としていたことと一致したんです。だから毎月積立てていこうと思いました。それと中野さんのメッセージがあまりにも熱くて、応援したい気持ちもありましたね。

山根

その頃は、野尻さんの息子さんが大学を卒業するタイミングですよね。学費の負担が減るのも、積立投資を始める要因になりましたか?

野尻さん

そうですね。長男が就職をするので、それまでの学費の支払いがなくなります。だから投資の資金もできるなとは思いました。ただ、私には子どもが3人いて、2人はまだ学生だったので、この先お金がかかるのは変わりありませんでした。一方で教育費にお金がかかっていたので、自分の老後の準備ができていなかったんです。だから自分のために積立投資をしようと考えました。

夢を叶えるために、積立てたお金を取り崩す

山根

失礼ながら、野尻さんは60代前半になられています。そろそろ使い方を考えていく年齢かもしれませんね。

野尻さん

実は、一度積立投資をしたお金の一部を取り崩しています。私はずっとフルタイムで働いていたこともあって、もっと「丁寧な生活」をしたいと思うことがあったんです。「丁寧な生活」というのは、例えば美味しいものをしっかり味わって食べることだったり、自分のしたいことをして、自分らしく生きることです。そんなことを考えて、定年になる1年前に退職をして調理師学校に入学しました。でも入学金や学費もそれなりの金額で、どうしようかなと悩んでいた時に、セゾン投信で積立投資をしていたお金があると気づいたんです。評価額を見ると思っていた以上に増えていて、これなら学費も払えると。必要な分を取り崩しました。この時は積立投資をしていて本当に良かったなと思いましたね、すごく助かりましたよ。

山根

自分の夢を実現するためにお金を使うのは、すごく素敵なことですよね。老後のために積立投資をされているお客さまもたくさんいらっしゃいますが、自分らしく生きることに使うのも素晴らしい!何のために積立てるのか、目的は人それぞれ。そして使うのも人それぞれです。

野尻さん

調理師学校には10代や20代の若者、そして40代や50代の人もいて、とても楽しかったですね。若い人は、もうすぐ60歳になる私には意味がわからない言葉を話すのですが、それはそれで面白いんですよ。かけがえのない、すごく素敵な経験でした。

山根

他にお金を使っていきたいことはありますか?

野尻さん

退職してから4年ほど経ち、今は友人が理事長をしているNPO法人で週4日働いていますが、自分が働けなくなって年金だけでは生活が苦しくなるようならば、取り崩していきます。定期換金サービスがあるので、それを活用したいですね。

山根

いきなり全部解約してしまうと、その時点で運用が終わりますからね。少しずつ取り崩していけば、残った分に関しては運用が続きますから、すごく理想的な使い方だと思いますよ。

野尻さん

それと私はつみたてNISAをしていないので、そろそろ始めようかなと。調理師学校の学費を取り崩した時も税金を払ったので、ちょっともったいないなと思ったんですよね。20年は非課税で積立てることができますし、60代でもまだまだ運用をしていきたいです。

山根

せっかく積立を継続されているので、利用した方がいいですね。セミナーなどで「60代から積立しても大丈夫ですか」とよく聞かれることがあるので、野尻さんのようなスタイルは大変心強いと思います。

資産形成において信じられる人の存在は大きい。その人に出会うために必要なのは「先に」お金・時間・労力を投資すること

子どもに伝えるには、取引報告書が最も説得力がある!?

山根

息子さんもセゾン投信で積立投資をされていますよね?野尻さんが教えられたのでしょうか?

野尻さん

特に教えた記憶はないですね。でも、定期的に送られてくる取引報告書は見せていました。評価額が上がっているので、定期預金よりは資産形成に向いているという話はしていました。

山根

低金利の中では、資産形成と運用は切り離せませんからね。実際にどのくらい増えているのかを数字で見せてもらえると、すごくわかりやすいと思います。

野尻さん

それと本も渡しました。西原理恵子さんの『この世でいちばん大事な「カネ」の話』という本です。イラスト付きなのでわかりやすいですし、抵抗がないかなと思いました。

山根

お子さんは野尻さんから少しずつ投資やお金のことを教わっていたので、抵抗なく積立投資を始められたのでしょうね。でも、一般的に「投資は怖いもの」と思われている部分もあります。

野尻さん

他の人に積立投資の話をすると、「そんなの怖くてできない」と言われることは少なくないです。若い人でも、リスクがあるし投資なんてできないと。投資はギャンブルというイメージが強いようですね。だから安全な定期預金しかしない人もたくさんいますが、毎月コツコツ続けていくことで自分が思った以上にお金が増えると気づけば、始める人ももっと増えるのでしょうね。

資産形成において信じられる人の存在は大きい。その人に出会うために必要なのは「先に」お金・時間・労力を投資すること

投資をするならリスクが取れる範囲で

山根

野尻さんはセゾン投信で積立投資を始める前から個別株も買われていたわけですが、一番最初の投資のきっかけは何だったんですか?

野尻さん

もうかなり前の話ですが、森永卓郎さんが講演会で株主優待の話をされていて、そこで「西友(株式会社西友)の株主になるといつでも5%安く買える」とわかったんです。それから西友の株を買いました。これがスタートです。

山根

株主優待で支払い金額が5%引きになるのは確かに嬉しいですしお得ですが、株が下がるリスクの方が大きいとは思いませんでしたか?

野尻さん

西友は頻繁に利用していたスーパーですし、当時の株価もそれほど高くなかったんです。投資額も10万円ほどだったと記憶しています。投資は自分でリスクが取れる範囲内というのが私の考えですし、下がった時も「ここまでなら大丈夫」というラインは前もって決めていました。それに中学のママ友とのお茶会で株主優待の話になり、意外と皆さん株を持っているんだ!とわかったんですよね。株を持つことが身近に感じられたことも、きっかけの1つです。それからはいくつかの会社の株を買っていて、例えば映画を安く観たいから、株主優待を狙って映画会社の株を買ったこともありましたよ。

山根

野尻さんの場合は、短期的に売買するのではなく、目的があって個別株を買うイメージですね。積立投資をしながら個別株も買う。そうすると株主優待の楽しみもありますし、長く株を持てば応援の意味にもなりますね。

資産形成において信じられる人の存在は大きい。その人に出会うために必要なのは「先に」お金・時間・労力を投資すること
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