~お客さま体験談~
第1回(2021年9月1日) 疑問に思ったらとことん調べて納得する。そうすれば投資は怖くない。
自分で調べて納得するから信じられる
中野
ものすごくセゾン投信に信頼を寄せてくれていると感じるのですが、そこまで信じてくれているのはどうしてですか?
友紀さん
自分で調べて勉強をして、納得しているからです。書籍もそうですが、セミナーに参加して話を聞いたり。
中野
僕たちがセミナーをするのは、長期投資のことを知ってもらいたい、一歩踏み出して欲しいという気持ちもありますが、わからないことはどんどん聞いてほしいんです。せっかく始めても疑問を持ったままお金を預けているのは不安ですよね。それならば、常に疑問を全部解消して安心して預けてほしいという気持ちが強いんです。
相談できる人の存在は大きい
友紀さん
わからないことを聞ける人、相談できる人がいるのは心強いです。今はネットを見れば金融の記事がたくさんありますけれど、相場が下がった時に限って「日本はもうダメだ」という記事もあって、ますます不安になってしまいます。そこでしっかりとした下がった理由も含めて、わからないことを教えてもらえると、「大丈夫なんだな」と思えるし、勇気が湧いてきます。
中野
セミナーの後では、セゾン投信のスタッフだけではなく、お客さま同士の交流もあるようですね。
友紀さん
そうですね。セゾン投信のスタッフの方に質問をすることで、専門的な話が聞けます。一方、お客さん同士で話すと、実際の経験談が聞けるんですよね。つみたて投資をしている期間も違うので、10年続けている方や最近始めた方と本音で情報交換ができるのは、新しい気づきを得られる素敵な仕組みだと思いますよ。
中野
僕たちも、お客さまがわからないと思ったことや、不安に感じることを気軽に相談できるしくみをこれから作っていく予定です。すでにつみたて投資をしてくださっている方はもちろんですが、始めようかと悩んでいる方も利用して欲しいですね。そこでは投資信託を始めましょうとか、もっと投資額を増やしましょうという勧誘は一切なし。お客さまにあった資産形成の方法を一緒に考える場です。
友紀さん
そういう場所があると迷っている人は背中を押してもらえますし、不安な時の駆け込み寺にもなりそうです。1人で不安を抱えたままだと、ますます不安になってしまうから、第三者からのアドバイスはありがたいですよね。
増やすことよりも、取り崩して使うことの方が難しい
中野
今セゾン投信では、つみたてたお金を上手に取り崩していきましょうというメッセージも出しています。それが「定期換金サービス」です。実は、つみたてたお金をどのタイミングで使っていけばいいのかわからないというお客様の声も少なくないんです。それを受けて、受け取り期間を重視して一定の口数を解約していく「定口解約」と、同じ金額を解約していく「定額解約」の2つを作りました。
友紀さん
このサービスは今後ぜひ使っていこうと思っています。いずれ使うためにつみたて投資をしているけれど、いつから使えばいいのかがわからないんですよね。人生100年時代と言われていて、「今取り崩したら、お金が減ってしまう」と不安に思ってしまうこともありますし。
中野
でも、お金は使うことに意味があるわけで……。
友紀さん
まさしく、その通りなんです。よく死ぬ間際が一番金持ちと言われますけれど、それでは本末転倒です。だから自動的に取り崩してくれるサービスは、お金を使う側の罪悪感とか、「あ〜あ、減っちゃった」という残念な気持ちを解消してくれると思いますよ。
大切なのは、わからないことをわかろうとする姿勢
中野
つみたて投資を5年続けている友紀さんは、これから始める人にどんなことを伝えたいですか?
友紀さん
金融の世界のことはわからないことも多いのですが、わからないことをそのままにしないということでしょうか。わからないことがあると怖いと思ってしまいますが、ちゃんと勉強すれば怖くなくなります。だから人に頼らずに、まずは自分で調べたり勉強する姿勢は大切だと思います。それで疑問が解消しなかったら、本を読んだりセミナーに参加したり、勉強する機会はたくさんあります。
中野
僕たちも日々勉強しないといけないので、「学ぶことへの貪欲さ」は必要だと思っています。
友紀さん
学びや投資の環境は整っているのだから、あとは一歩踏み出すだけ。時間を味方につけるのが長期投資なので、1日も早く始めた方がいいですよというのが、私が今感じていることです。
(文:川崎さちえ)
(撮影:村越将浩)
セゾン投信のスタートが2007年。あれから14年が経ちました。おかげさまで現在15万人以上の方がつみたて投資をしてくれているのですが、常にお客さまに見て欲しいのは、セゾン投信のモットーである「お客さま全部主義」をきちんと貫いているかということです。お客さまと僕たちが対等な立場で、仲間として一緒に資産形成ができているか、ここが重要なんですよね。これを実現させるためには、僕たち自身がもっとお客さまの声に耳を傾けなければなりません。そして自分で学んでいくことも必要です。今日、友紀さんから、自分で学び納得することの大切さをお聞きして、僕自身も改めて気づきを得た気分です。ありがとうございました!
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