~お客さま体験談~
第2回(2021年9月1日) 投資には道を切り拓いた先駆者がいる。彼らの真似をするだけでいい。 高野さん(会社員)
インタビュー第2回は、3歳になるお子さん、そして奥さんと3人で暮らしている高野さんです。高野さんがセゾン投信でつみたて投資をスタートさせたのは、なんと2008年。かなりの古株投資家さんです。今回のインタビュアーは、セゾン投信の増田裕美です。早速高野さんに話を伺っていきましょう。
インタビュアー
セゾン投信 増田裕美
ずっと資産運用には興味があった
増田
こんにちは、高野さん。本日はよろしくお願いします!高野さんは2008年から、セゾン投信でつみたて投資をされていますよね。セゾン投信がファンドの運用をしはじめたのが2007年なので、かなり早い段階でスタートされています。もともと何がきっかけでセゾン投信を知ったのですか?
高野さん
投資ブロガーが書いているネットの記事を読んだんです。当時はノーロード(購入時手数料無料)のファンドが少ない中で、直販の投信会社を紹介しているブログがあったんですよ。そこにはさわかみ投信のことが書かれていましたけれど、コストが低い投信会社としてセゾン投信も紹介されていました。
増田
すぐに口座を開設されたんですか?迷いはありませんでした?
高野さん
迷いはなかったですね。僕はセゾン・グローバルバランスファンドの方を選びました。当時はインデックス系のファンドがあまりなかったのですよね。国際分散ができて国債も買えることもあって、このファンドを買おうとすぐに決めました。
非課税制度もフルに活用
増田
当時と比べると、今はNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などの非課税制度が整っていますが、高野さんも利用されていますか?
高野さん
活用できるものは、フルに使っていますね。iDeCoに関しては、妻も始めています。2015年に結婚したとき妻は預金しかなくて、投資をしていませんでした。僕はすでに投資を始めていたので妻にも勧めましたが、セゾン投信のホームページや説明を見ても「う〜ん、よくわからない」、だから「やらない」となっていました。でも、将来のためにも今から始めた方がいいと話をして、妻も重い腰をあげた感じですね。
増田
お子さんがいらっしゃるので、ジュニアNISAも使われていますか?
高野さん
ジュニアNISAももちろん活用しています。ただ僕は子どもへの投資教育という視点から投資信託ではなく個別株を選びたいと思ったので、セゾン投信ではないところで口座を開きました。
6,000本以上ある投資信託の中から、自分にとってのベストを選ぶには?
増田
つみたて投資だけではなく、iDeCoやつみたてNISA、ジュニアNISAの場合も投資信託を選ぶことができますよね。日本国内に6,000本以上の投資信託がある中で、どうやって選んだらといいと思いますか?
高野さん
確かに投資信託の数が多すぎて、1つ1つ調べていくのは時間的にも難しいです。だから投資信託に詳しいブロガーの記事を読んで、その人がお勧めしているファンドを買うのも方法の1つです。実際に投資信託を買っていて、リアルな評価をされているブロガーの方もたくさんいます。
増田
他にどんな方法がありますか?
高野さん
毎年いろいろな媒体からファンド・アワードが発表されますよね。セゾン投信の資産形成の達人ファンドも、数々のファンドアワードで最優秀ファンド賞を連続受賞していますが、このような受賞歴も参考になります。
投資信託を売る気はない。なぜなら長期的に見るものだから
増田
高野さんは結婚されて家庭をお持ちなので、住宅購入があったり、今後はお子さんの教育資金も必要になってくると思います。そうなったとき、つみたてている投資信託を取り崩して資金にしようと考えていますか?
高野さん
投資信託を売ろうとは思っていません。あくまで長期的に見てつみたてていますからね。住宅や教育などで資金が必要になる場合だけではなく、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下コロナ)のように相場が下がってしまうと、売りたい気持ちになると思います。でもそこは我慢というか、自分の判断では売らなくていいのではないかと、僕は思いますね。
増田
それはどうしてですか?
高野さん
投資信託をつみたてているということは、投信会社に委託していることだと思うんです。相場が荒れれば、投信会社にいるプロたちが判断をして売り買いをしてくれるわけですから、任せた方が安心ですよね。プロと素人では持っている情報や知識、経験が全然違いますから。一方、個別で買っている株式は、短期でもいいと思っています。これは個人の判断によるものなので、必要に応じて売買していくのもアリですよね。
増田
個別株もお持ちなんですね?
高野さん
持っていますよ。個別株は、家族や周りの人が投資を始めるきっかけにもなりますよね。例えば航空会社の株を持っていると株主優待で飛行機に割引価格で乗れたり、飲食店の株主優待なら食事の代金が割引になることもあります。他にも配当金が出たりもしますよね。僕の妻も株主優待や配当を見ると、どうやら投資に興味がわくようですね(笑)。家族など身近な人が投資をしていると、投資への興味のフックがたくさんできるので、投資をやってみようかなと思えるのでしょうね。