SMAらいふ ~お客さま体験談~

横田さん

第4回(2021年10月18日) つみたて投資を忘れるくらい何かに没頭すると、10年はあっという間 横田さん

インタビュー第4回は、2010年からつみたて投資を始められた横田さん。現在奥さんと3人のお子さんの5人家族です。お子さんは9歳、7歳、2歳。つみたて投資を始めてから10年の月日が経つ中で、家族の人数が増えるなど大きな変化もあったようです。そんな横田さんに、つみたて投資に関する今の率直な気持ちをお聞きしてみましょう。
インタビュアーはセゾン投信の津田由理子です。

インタビュアー セゾン投信 津田由理子

インタビュアー

セゾン投信 津田由理子

たった1冊の本を読んだだけでつみたて投資をスタート

津田

こんにちは横田さん。セゾン投信へようこそ!横田さんは、2010年につみたて投資を始められていますよね。それからずっと続けられていますが、もともとどんなことがきっかけでスタートされたのでしょうか?

横田さん

僕は10年前に結婚したのですが、結婚するにあたってお金のことや資産形成のことを考えなければならないなと思いました。
本を読んで勉強しようと本屋さんに行ったら、たまたま中野さんの本があって手に取ったんです。本当に偶然ですね。その本を読んでみたら、中野さんが言っていることに共感ができて、スーッと頭の中に入ってきました。
例えば他の会社のファンドと比べて手数料が安く設定されていることもそうですが、つみたて投資をする中では相場が下がることもある、でも毎月コツコツと続けることに意味があるということです。リスクはゼロではありませんが、そのリスクをあまり深く捉えなくてもいいのかなと思えました。だからその後も特に勉強したわけでもなく、何も考えずに、本当に抵抗もなくつみたて投資を始めることができました。

津田

投資をするにはお金も必要ですし、やはり下がるリスクはつきものですから、本を1冊読んだだけですぐに始めるのは、かなり勇気がいることと思います。それにつみたて投資を始めるときは、ファンドを選ぶことになりますよね。セゾン投信のファンドは2本しかありませんが、どちらにしようかなど悩まれましたか?

横田さん

ファンド選びに関しては、悩むことはなかったですね。2つのファンドを同じ比率でつみたてようと思いました。長期間つみたて投資をした結果、成果にどのくらいの差が出てくるのかを見たい気持ちがあったからです。その気持ちは今も変わりません。

株式投資や仮想通貨とつみたて投資は使い道が違う

津田

資産形成はプロに任せて、お客さまには仕事やご家族のこと、お子さんの教育のことなどに専念していただきたく、セゾン投信ではそう考えていますが、つみたて投資をされてから、その前と後で何か変化はありますか?

横田さん

お金の使い道を漠然と考えることはありますね。実際はまだまだ先になるのでしょうけれど。ただつみたて投資の「お金」だけではなく、他の「お金」についても意識するようにはなりました。
実は株式投資に興味を持つようになり、そこで出た利益は自分や妻のために使ってもいいのかなと考えたりもします。それと使えるお金が増えるならと思って、仮想通貨を少し取引したこともあって……。でもギャンブル性を強く感じてしまい、僕の性格には合わないと思いました。他の人が仮想通貨で儲かっているというニュースを見たりもしますが、うらやましいと思えない程に、自分は向いていないと悟りました。

津田

確かに、仮想通貨で利益を得た人もいますよね。一時とても話題になっていましたし。ところで、横田さんにはお子さんはいらっしゃいますか?

横田さん

子どもは3人いて、9歳、7歳、2歳ですね。これから学費などもかかってきそうです。だから今つみたて投資をしている分は、自分たちではなく子どものために使おうと思っています。

非課税制度もフルに活用

使うタイミングの判断が難しい

津田

つみたて投資をした分を使うことに関しては、タイミングがわからないというお客さまの声が多いことから、自動取り崩しの仕組み「定期換金サービス セゾン定期便」をリリースしました。相場が動くと使うのも躊躇してしまうことがありますよね。下がるとなんだか損をするようで迷いが生じますし、売りたくない気持ちが出てきてしまいます。そういう場合でも、感情に左右されずに自動的に取り崩しができるサービスなんです。

横田さん

僕の場合、まだ定期換金は考えていませんが、将来的には使うかもしれませんね。でもその前に、先ほど話したように子どもの学費などで使うかもしれません。ただ全額解約するか、一部を取り崩すかはまだ考えていなくて、その時の状況に応じて決めることになりますね。

津田

一度に全額解約をしてしまうとその先の運用ができなくなってしまうので、もったいないなと思ってしまうのが正直なところです。

横田さん

そうですね。やはり入学金が必要、学費が必要というタイミングで、その都度取り崩していくのがいいのかもしれません。とはいえ、本格的に学費がかかってくるのはまだ先になりそうなので、それまではしっかりとつみたて投資を続けたいですね。

数値的なシミュレーションがあるとわかりやすかった「つみたてNISA」

津田

つみたてNISAなどの非課税制度もありますが、今は利用されていますか?

横田さん

実は、やろうやろうと思いつつも、なかなか始められない自分がいます。非課税制度の資料などには難しい言葉が書かれていて、手続きが面倒に感じてしまうんですよね。

津田

つみたてNISAやiDeCoは雑誌やウェブでも特集されたりと、今注目されていますよね。そのような情報は、あまり気にされないタイプですか?

横田さん

NISAという非課税制度があって、利用すると税制上お得になることは知っていたのですが、自分に当てはめることができなかったんです。自分にとってどのくらい恩恵があるのか、具体的な数値としてシミュレーションができなかったんですよね。逆にしっかりとシミュレーションができて、「これだけお得です」と言われたら、すぐに始められたのだと思います。あとは周囲からの後押しというか、「やった方がいい」と直接言われたらそれがきっかけとなって、スムーズに始められそうですよね。

津田

では、今回のインタビューをきっかけに、ぜひつみたてNISAを始めてみてください!

横田さん

そうですね。いいきっかけになったので、早速始めてみたいと思います(笑)。

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