SMAらいふ ~お客さま体験談~

川崎さん

第7回(2022年1月28日) セゾン投信は友達や家族のように「心通わせる存在」。そして隣で優しく声をかけてくれる「伴走者」。 原さん

インタビュー7回目は、これまでのインタビューと少し雰囲気が違います。お客さまの「行動」以上に「気持ち」にフォーカスして話を伺うことになりました。インタビューに答えてくださったのは2007年に口座開設をした原さん。
そして原さんの心の中を探っていくのは、セゾン投信の福田隆です。

インタビュアー セゾン投信 増田裕美

インタビュアー

セゾン投信 福田隆

口座開設したものの、2年のブランクが

福田

原さん、初めまして、セゾン投信の福田です。本日はありがとうございます! 原さんは、2007年に口座開設をされたので、僕たちにとってはかなり早くからのお客さまです。まずはセゾン投信を知ったきっかけについて教えていただけますか?

原さん

日経新聞を読んだ時に「ノーロード」(販売手数料がかからないこと)についての記事があって、セゾン投信のことが書かれていました。それがセゾン投信を知る最初のきっかけだったと思います。その頃に会社が企業型DC(企業型確定拠出年金)を始めて、ちょうど投資先を探していたところでした。手数料が高いとその分がもったいないので、投資先の条件の1つに「手数料の安さ」があったんです。セゾン投信がノーロードということを新聞記事で知ったので、まずは資料請求をしてみようかなと。それが2007年のことですね。その後で口座は開いたのですが、実際につみたて投資を始めたのは、それから2年くらい後なんです。

福田

何がきっかけでつみたて投資をスタートさせたんですか?

原さん

子供が生まれて、教育資金を考えたことです。投資は下がる可能性もあるから、怖い印象があります。そのため元本保証の商品の方が安心かなと思っていたのですが、ちょうどその頃、中野さんの本を読んで、元本保証の商品はインフレに弱いことがわかったんです。自分が持っているお金の価値がどんどん下がってしまうのは避けたかったので、インフレに負けない投資信託を買おうと思いました。

福田

2009年は、原さんにとってお金のことを真剣に考え出した時期と言えそうですね。

原さん

そうですね。子供の将来も考えましたし、漠然としていた「お金のこと」がもっと身近になりました。「自分事」になり、「家族事」になったから、お金と真剣に向き合わないといけないと感じました。

原さんの10年にとってのセゾン投信とは

福田

原さんは、もう10年以上つみたて投資をされています。10年といえば、やはり長い年月だと思います。原さんが歩まれた10年の中で、セゾン投信はどんな存在でしたか?

原さん

う〜ん、難しい質問ですね。

福田

すみません。僕はセゾン投信のスタッフの1人なので、お客さまにとってセゾン投信がどういう存在なのかは気になってしまうんです。

原さん

改めて考えてみると、「身近」ではありますよね。金融の世界は無機質な感じがしますが、セゾン投信は「心通わせる存在」なのかもしれません。

福田

どんなところで身近と感じますか?

原さん

1つはニュースレターや運用報告書ですね。わかりやすくてアットホームな感じがします。堅苦しくないし、ざっくばらん、何より書き手の言葉がそのまま書かれている気がします。読み物として、とても楽しみにしていますよ。あとは、正直なところが好きですね。資産が目減りする可能性はありますが、それも隠さない。気心が知れた友達と話しているような気分になるから、「心通わせる存在」なのでしょうね。

福田

とても嬉しい言葉ですね。僕たちが直接お客さまにお会いする機会は、そう多くはありません。だからこそニュースレターや動画などでメッセージを伝えています。できるだけわかりやすく、お客さまに寄り添うような形を意識しているので、僕たちが発信しているものが「心通わせる存在」の一因となったのは本当に嬉しいです。
現在セゾン投信には約16万人のお客さまがいらっしゃって、16万通りの人生があります。その中でセゾン投信がどんな立ち位置にあるのかなと考えますが、僕はセゾン投信は黒子でいいと思っています。むしろ、お客さまはセゾン投信のことは全然気にしないし、忘れているくらいでもいいのかもしれません。

資産形成において信じられる人の存在は大きい。その人に出会うために必要なのは「先に」お金・時間・労力を投資すること

貪欲に物事を知りたいと思う

原さん

「黒子」でいうならば、僕にとってセゾン投信は金融リテラシーを高めてくれた影の立役者とも言えますよ。まずはつみたて投資を始めるきっかけを与えてくれて、そして口座開設、その後でセミナーへの参加など背中を押してくれました。それがなかったら、金融に対してあまり興味が持てないままだったかもしれません。

福田

金融リテラシーが高まったなと思うのは、どんな時ですか?

原さん

僕がセゾン投信を知るきっかけも日経新聞ですが、その頃よりも新聞記事の内容が理解できるようになりました。金融の言葉は堅苦しくて難しいのですが、その意味がわかるようになったんです。他にもiDeCo(個人型確定拠出年金)について説明ができるようになりましたね。

福田

一般の人でiDeCoを説明できるのは、すごいと思います。

原さん

知識を増やすのも金融リテラシーを高めることなのでしょうけれど、興味を持って「もっと知りたい、もっと理解したい」という気持ちを芽生えさせることも同じと思うんです。貪欲さとでも言うのでしょうか。それがあるから調べたりセミナーに参加したり。そこで知識を得て実行していくという感じですね。

資産形成において信じられる人の存在は大きい。その人に出会うために必要なのは「先に」お金・時間・労力を投資すること

知人や子供に資産運用は伝えるけれど……

福田

もし友達に「資産運用を考えているから、どこかオススメはある?」と聞かれたら、セゾン投信を教えますか?

原さん

資産運用に関しては、いくつかオススメの方法や投資先があるので、その中の1つとして伝えます。目減りする可能性、増える可能性の両方があることは大前提ですが、手数料が無料であることや信託報酬が安いことは伝えますね。それと5000円から始められるので、仮に半分になったとしても致命的なダメージにならないことも。いきなり100万円からスタート! でないのは魅力の1つですから。ただ、そこから実際に資産運用をするかどうかはその人の考えなので、無理にとは言いません。

福田

原さんはお子さんがいらっしゃいますが、将来はお子さんにも勧めますか?

原さん

まだ自分で投資のことを理解できる年齢ではありませんが、投資というよりも、金融やお金に慣れてもらうのが先かなと考えています。例えばお金のことが書かれている絵本をリビングに置いておいたり、新聞を読んでいる時に「今日の日経平均株価は……」とか「1ドルいくらかな……」と呟いたり。そこで子供が疑問に思って質問をしてきたら教えるようにして、あくまで自然の流れに任せます。つみたて投資は活用するに越したことはないですが、やるかやらないかは子供次第ですし、いくら親であっても押し付けるものでもないと僕は思っています。

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