SMAらいふ ~お客さま体験談~

増田・堀川

第10回(2022年4月22日) 個人にフォーカスして資産形成のお手伝いをする。私たちセゾン投信はお客さまに寄り添い続ける(後編) セゾン投信 増田・堀川

前編ではセゾン投信の増田と堀川が入社当時のことや今の業務など、普段はあまり見ることができないセゾン投信の中身を話してくれました。後編はセゾン投信で積立投資を続ける顧客として、下落相場に対する考えやセゾン投信の強みを聞いてみましょう。

下落する相場。不安とどう向き合う?

増田

対談をしているのが2022年3月10日。今現在新型コロナウイルス感染症(COVID-19)だけではなく、ロシアのウクライナ侵攻があって世界が不安ばかりになっています。世界経済を見ても打撃が大きくて、日経平均株価も下げていますよね。そうすると、多くの人は大丈夫かなと不安になるのですが、堀川さんはどんな気持ちで相場を見ていますか?

堀川

確かに相場は不安定だなと思います。しかも私は昨年から積立投資を始めているので、評価額はマイナスになっているでしょうね。基準価額は毎日見るのですが、自分の評価額は見ないので、実際にどのくらいマイナスになっているかはわかりません。ただどれだけマイナスになっていても売ろうという気持ちはないですし、むしろ買うことを考えてしまうんです。

増田

それは私も同じです。基準価額も毎日見ますし、自分の評価額も時々チェックしています。

堀川

長期で積立をしていると、このような下落は必ずあると聞きますが、実際に経験してみて自分が冷静なのでちょっと驚いたりもします。相場が下っても慌てないでいられるし、思ったほど落ち着いていられるのは、ある意味とてもラッキーだと思うんですよね。もしここで売ってしまったり、投資をやめてしまったら、きっと後悔するだろうなと思えたり。

増田

相場を気にしながら生活するのは、長期投資のスタンスとは違ってきてしまうので、気にしないのが一番です。中野さんも「相場は見なければ良い」と言いますしね。でも仕事柄、相場情報がすぐに見られる環境にあるので、ついつい見てしまう……。

堀川

そんな時は、どうすれば良いと思いますか?

増田

相場情報を見ても良いけれど、自分の軸みたいなものを持っていると気持ちがブレないのかなと思います。以前中野さんが、今そこにある事象がずっと続くとすれば悲観は正しいが、人類社会は必ずや対処を考え危機を乗り越えようと努力するものってコメントを出してたんです。それにすごく納得したんです。下がる時はみんな不安になるのは当たり前。世界はどうなるの?私の生活どうなっちゃうの?とどんどん追い込まれてしまいそうになりますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)だって、みんな自粛をしたりさまざまな工夫をして、1日でも早く元の生活に戻れるよう心がけています。
ロシアのウクライナ侵攻も、たくさんの人が早く終わることを願っているはずです。そういう世界の想いや努力がある以上、たとえ時間がかかっても元に戻っていくし、それ以上の発展をするのだと思いますよ。それができるのが人間ですし。
相場で言えば、どこまで下がるかわからないという局地的な話ではなくて、世界や私たちはどう変わろうとしているのかな?と考えると良いのではないでしょうか。

お客さまを絶対に見捨てない

増田

社員でありお客さまでもある堀川さんから見て、セゾン投信の弱いところはなんだと思いますか?

堀川

デジタル化が進んでいる中で、まだまだ紙でのやり取りが多いのはセゾン投信の弱い部分かなと感じることがあります。セゾン投信としては、お客さまが相場に左右されて、金額変更や解約をその時の気持ちで、簡単に変更してしまわないように、というお節介心があるからこその「紙でのやり取り」なんです。ただ、若い世代はスマートフォンでサクッと進めていきたいので、簡単にできるかどうかで判断することも少なくありません。
もし他の会社がデジタル化をどんどん進めていて、始めるまでのハードルが劇的に低いとなったら、そちらの会社を選ぶこともあると思います。

増田

確かに。極端な例ですが、LINEを使って簡単に始められるとなったら、そちらの方が早くてスムーズですね。金融の世界にはどうしても紙でのやり取りが必要な書類もありますが、それ以外はどんどんデジタル化していくことも、セゾン投信の課題になりそうです。

堀川

一方で、紙でのやり取りだったり、コールセンターに電話をして資料を取り寄せることを苦に思わないお客さまもセゾン投信にはいらっしゃいます。このような絆と言いますか、関係性は他にないように思います。

増田

他にセゾン投信の魅力はなんだと思いますか?

堀川

20代前半の私から見てセゾン投信の魅力は、揺らぐことがない「お客さま全部主義」ですね。積立投資を始めてくれたらそれで良いということではなくて、最後まできちんと見守る、つまり絶対に見捨てないということです。例えば、定期換金サービスもそうですよね。お客さまが積立てたお金を使うところまで、きちんとサポートしています。他にも増田さんが担当しているセゾン顧客本位の相談室もそうですし。

増田

私が思うに、セゾン投信は「個人」を見ていますよね。他の運用会社さんの中には、日本の世の中や社会を良くしていこうと広い範囲で考えていることもあります。もちろん、個人は社会の中で生きているので、社会全体が良くなっていくことも必要です。でも、個人や生活者にフォーカスして、1人1人の幸福を作っていくのがセゾン投信。私たちがいつでも支えるよ、そういうメッセージを出せるのがセゾン投信の強みです。

堀川

だからこそ、お客さまとの距離が近いのでしょうね。そして、お客さまもその距離感を心地よく感じてくださっているのだと思います。以前ウェブセミナーをした時に、「冷えるので暖かくしてください」と締めの言葉を話したら、その言葉にコメントをいただいたことがあったんです。「こういった気遣いができるのがセゾン投信だよね」と。

増田

お客さまと会話をしているような感じですよね。堀川さんの場合、新入社員ということもあって「この子、大丈夫かな」って見守ってくださる方もいるのでは(笑)?

個人にフォーカスして資産形成のお手伝いをする。私たちセゾン投信はお客さまに寄り添い続ける
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