パスキー認証とは

従来の二要素認証(SMS認証・アプリ認証)に比べてセキュリティが高くパスワードの管理が不要になり生体認証やPINコードによるログインが可能となります。
サーバーに保存されている公開鍵と、お客様がお持ちのデバイスに作成された秘密鍵の2つの情報がないとログインすることができないので、フィッシング詐欺や情報漏洩リスクの軽減が可能です。

パスキー認証とは
認証方式 SMS TOTP
(ワンタイムパスワード)
パスキー
セキュリティ
レベル
メリット ショートメールが受信可能な端末があればよいため導入が容易です。追加アプリなども不要です。 時間制限のあるパスコードで再利用リスクを低減しています。オフラインでも使用可能です。 公開鍵暗号による高セキュリティ、生体認証やPINでシームレスなログインが可能です。フィッシング耐性が高いです。
デメリット SIMスワップ(乗っ取り)や傍受に弱いです。フィッシング詐欺に脆弱です。 認証アプリが必要です。コード入力が手動の手間と、アプリや端末の紛失リスクがあります。 デバイス依存であり、生体認証やPINの設定が必要です。端末紛失時の復旧手順が複雑です。
  • 端末紛失時や機種変更時はパスキーではなく、パスワードでログイン可能です。

使用可能な認証方法・端末

パスキー認証で使用可能な認証方法

パスキーを設定されるデバイスによって設定可能な認証方法は異なります。

パスキー認証が利用可能な端末

スマートフォン PC
iOS
  • OSバージョン:16以上
  • 対応ブラウザ: Safari、Google Chrome
Mac
  • macOS 14以上
  • 対応ブラウザ: Safari、Google Chrome
android
  • OSバージョン:9以上
  • 対応ブラウザ:Google Chrome
Windows
  • OSバージョン:Windows 10バージョン1903以降
Windows 11
  • 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Google Chrome
  • 当社で確認できている情報であり、端末の仕様により異なります
  • Android端末でパスキー設定をされる場合、PIN/指紋/顔認証による画面ロックがされている事とGoogleアカウントの登録が必要です。

パスキーのメリット

1指紋認証や顔認証、PINコードなどで、素早く簡単にログインができます。

2複雑なパスワードを覚えたり、管理したりする手間がなくなり、パスワードを忘れてログインができなくなる、という事がなくなります。

3生体認証と秘密鍵を組み合わせるため、なりすましや不正アクセス、フィッシング詐欺や情報漏洩のリスクを大幅に軽減します。

パスキーの設定方法

  • ①ログイン後、「マイページ」>「二要素認証の設定」を選択

    ログイン後、「マイページ」>「二要素認証の設定」を選択

  • ②「パスキーの設定を行う」を選択

    「パスキーの設定を行う」を選択

  • ③「新しくパスキーを設定する」を選択

    「新しくパスキーを設定する」を選択

④ご希望の認証方法を選択し、必要な情報を入力や認証を行い、「OK」を選択

  • Windows

    Windows

  • Mac

    Mac

  • iPhone

    iPhone

  • Android

    Android

  • 上記画面表示は一例であり、端末やOSのバージョンによっては表示が異なります。
  • ⑤保存されたパスキー画面が表示されたら、「OK」を選択。

    保存されたパスキー画面が表示されたら、「OK」を選択。

  • ⑥認証完了画面が表示されるとパスキーの設定は完了となりますので、「閉じる」を選択するとホーム画面に戻ります。

    認証完了画面が表示されるとパスキーの設定は完了となりますので、「閉じる」を選択するとホーム画面に戻ります。

  • Android端末でパスキー設定をされる場合、PIN/指紋/顔認証による画面ロックがされている事とGoogleアカウントの登録が必要です。
  • Gooleアカウントの登録についてはAndroid端末の「設定」>「パスワードとアカウント」>「優先するサービス」の鉛筆マークを押下>「Googleアカウント」を選択