2026年10月号 Vol.235
目次
今月のひとこと

Vol.235
こどもNISAから考える、次世代の資産形成
資産形成は人生を豊かにするためにある
私たちは、何のために資産をつくるのでしょうか。老後への備え、住まいの購入、子どもの教育、そして自分らしい暮らしの実現。目的は人によって異なりますが、資産形成は、人生を心豊かに楽しむための手段であることに変わりはありません。
NISA制度の認知度が高まり、投資は一部の人だけのものではなくなりました。制度をきっかけに口座を開設し、資産形成への一歩を踏み出す方がいる一方で、NISA口座の4割弱は、1年間に一度も買付が行われていなかったというデータもあります。「何を選べばよいのか分からない」「続けられるか不安」といった声も少なくありません。いまは投資を始めることだけでなく、何を選び、どう続けていくかが問われる時代になったと感じています。情報も商品も多くあるからこそ、自分なりに納得して投資を続けていくことが大切ではないでしょうか。
こどもNISAをご家族でお金について考えるきっかけに
資産形成を続けていくうえで、大きな味方になるのが「時間」です。少額であっても、早くから積立投資を始め、様々な相場環境と付き合いながら継続する。その積み重ねが将来の選択肢を広げることにつながります。継続するうえで意識したいのは、将来への不安から今の生活を過度に切り詰めるのではなく、日々の暮らしとのバランスを取りながら、無理なく続けることです。様々なライフステージで必要に応じて資産を取り崩すことも考えながら、その後も将来に向けて資産を育てていく。資産形成と資産活用を一つの流れとして捉えることが、これからますます重要になるでしょう。
2027年から始まる「こどもNISA」を、ぜひご家族でお金について話すきっかけにしていただけたらと思います。「このお金は何のために育てているのか」。積立を続けながら、将来どのようなことに使いたいのか、そのためにお金をどう育て、どう活かしていくのかを親子で一緒に考えてみてはいかがでしょうか。進学のため、夢に挑戦するため、あるいは社会に出た後の新しい一歩のため。答えは一つではありません。家族でこうした問いを重ねていくことが、お金との向き合い方を考える機会になります。それは金融の知識だけでなく、自分の将来を自分で考える力にもつながるでしょう。
資産だけでなく、生涯投資の考え方も受け継ぐ
これから日本では資産承継の重要性がさらに高まるでしょう。大切にしたいのは、資産を単に引き継ぐだけでなく、時間をかけて育て、必要なときに活かすという経験や価値観も次の世代へつないでいくことだと考えています。こうした長い時間軸で資産と向き合うことが、私たちの考える「生涯投資」です。こどもNISAは、まさに「生涯投資」を実践する入り口、きっかけにもなるのではないでしょうか。
セゾン投信はこれからも、長期投資・生涯投資にふさわしい商品の運用と投資を続けるためのサポートに徹してまいります。
特集

2027年1月から17歳以下のお子さまを対象とした「こどもNISA」がスタートします。
お子さまの進学や将来のライフイベントに向けて、長期・積立・分散投資で資産形成を始められる制度です。
こどもNISAは、お子さま名義で非課税投資を行い、18歳以降も成人NISAへ引き継いで資産形成を続けられる仕組みです。

(※1)学校の入学金・授業料等の支払いに限る。払い出しには金融機関へ書類提出が必要。
(※2)金融庁の基準を満たした投資信託に限定。
(※3)信託期間が20年未満・ヘッジ目的でデリバティブ取引を利用・毎月分配型などを除く。
(出所)金融庁 令和8年度税制改正について
https://www.fsa.go.jp/news/r7/sonota/20251226-2/01.pdf をもとにセゾン投信作成
購入方法
こどもNISAでは口座振替による定期積立プランのみでご購入いただけます。
(「カードでつみたて」はご利用いただけません)
こどもNISAではできないこと
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スポット購入はご利用いただけません。
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「つみたて投資枠の対象商品」以外は購入できません。
-
課税口座でのお取引はできません。
-
払い出しが制限されます。
(12歳以降は、お子さまのための資金であること、お子さま本人の同意があることなど、一定の条件を満たす場合に払出しが可能となる予定です。具体的なお手続き方法は、詳細が決まり次第ご案内いたします。)
こどもNISAで購入できる投資信託
こどもNISAで購入できるのは「つみたて投資枠の対象商品」です。
セゾン・グローバルバランスファンド

インデックスファンドを通じて、世界の株式と債券に投資。リスクを抑えながら安定したリターンの獲得を目指します。
セゾン資産形成の達人ファンド

主として個別の銘柄選択に特化して長期運用を行うアクティブファンドを通じて、世界の株式に投資。長期的に高いリターンの獲得を目指します。
投資クイズ100本ノック

今回は、2027年1月にスタートするこどもNISAに関する出題です。
Q. こどもNISAに関する説明のうち誤っているものはどれ?(難易度:★★)
- 対象年齢は、0歳~17歳までである
- 12歳以降、条件付きで払い出しが可能になる
- 積立投資だけでなく一括投資もできる
A. 3
こどもNISAは、長期・積立・分散投資を通じて、子どもの進学や成人後のライフイベントに必要なお金を準備することを目的とする制度です。そのため、一括購入や個別株への投資はできません。
こどもNISAについて詳しくはこちら
〈セゾン共創日本ファンド〉銘柄のご紹介

投資先企業を、セゾン共創日本ファンド ポートフォリオマネージャー岩下が独自の視点でご紹介いたします!
ニトリホールディングス
ニトリホールディングスは、1967年「似鳥家具店」として北海道で産声を上げました。創業者である似鳥昭雄氏は1972年に訪れたアメリカで、日本の3分の1の価格、使用者目線で考えられた品質、色やスタイルで統一された品揃え、そしてそれを実現し、一般大衆の“日常の暮らし”を支えている数多くのチェーンストアの存在に感銘を受け、「日本人の住まいを、アメリカのように豊かなものにしたい」という思いを胸に事業に取り組んできました。同社は企業理念として「暮らしの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマン(志)を掲げています。そして、「暮らしの豊かさ」を実現していくためには、誰もが気軽に買える価格設定と、高い品質・機能を両立させることが必要であるとの認識に至りました。そして、従来の「製造小売業」と呼ばれる事業モデルに、物流機能とITを加えることで、商品の企画や原材料の調達から、製造・物流・販売に至るまでの一連の過程を、中間コストを極力削減しながらグループ全体でプロデュースするという「製造物流IT小売業」と標榜するビジネスモデルを確立しました。
以来日本のみならず世界へと活躍の範囲を広げ、家具からホームファッション、さらにはアパレルやホームセンター、家電へと事業領域も拡大してきました。人材育成にも積極的で、「金やモノは残らないが、人(技術)は残り続ける」、従業員の成長こそ会社の最大の財産だと考え、積極的な人材投資を行っています。現在同社は第2期30年ビジョンを掲げ、2032年に3,000店舗、売上高3兆円を目指し、全世界12以上の国と地域で事業を展開しています。
※記載の銘柄は当該投資信託の組入銘柄の一例であり、当該銘柄の購入を勧誘するものではありません。また将来の運用成果を示唆・保証するものでもありません。
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