積立投資とは

少額を毎月積み立てて購入することで、

少ない負担で投資を始めることができる積立投資。

積立投資はどんなもの?メリット・デメリットも知ろう!

積立投資とは

基本的に、毎月決められた日に決められた額で投資信託を購入していく手段のことを「積立投資」といいます。投信積立・積立投信ともいいます。積立投資は長期間継続していくことで、時間を味方につけ、世界全体の成長に合わせた資産形成をしていくことが可能となります。

時間分散効果で「買える量が変わる」

積立投資をイメージしやすくするために、リンゴを4,000円分購入することにします。

Aさんは1カ月目に4,000円分一括購入し、Bさんは毎月1,000円ずつ分割して購入します。すると、同じ金額を支払ったのに、買えたリンゴの個数がAさんとBさんでは5個の差がでました。

※リンゴの価格が毎月変動する場合

1カ月目 2カ月目 3カ月目 4カ月目 購入したリンゴの数 リンゴ1個あたりの値段
リンゴの価格 100円 200円 50円 100円

Aさん一括購入

4,000円÷100円
=40個

0個 0個 0個

合計40個

100円

Bさん毎月購入

1,000円÷100円
=10個

1,000円÷200円
=5個

1,000円÷50円
=20個

1,000円÷100円
=10個

合計45個

約89円

このように、積立投資は時間分散効果で「買える量が変わる」ことがポイントです。Bさんは、時間分散および価格分散をしてリンゴを購入したため、値段が安い時には多く、高い時には少なく購入したことにより、リンゴを一括で購入したAさんより1個当たりのリンゴの値段を下げることができました。これを投資信託では「ドルコスト平均法」と言います。

積立投資でドルコスト平均法を活用しよう

価格が変動する商品を毎月一定額で購入することで、平均購入単価の引き下げを期待する投資手法のことを「ドルコスト平均法」といいます。

積立投資でドルコスト平均法を活用しよう

※上図は実際の値動きを示すものではありません。購入手数料、税金等は考慮しておりません。

※相場が継続して上昇した場合等、一括投資の方が有利な場合があります。

購入金額を一定にすることで、価格が低いときには購入数量(口数)が多く、価格が高いときには購入数量(口数)が少なくなり、平均購入単価を抑えることできます。購入単価を平均化して高値買いを防ぎ、相場が下落する局面であっても資産を増やすことが可能です。

価格が当初の水準に戻らなかったとしても、運用成績がプラスになる可能性が高くなり、長期的な資産形成を行う上で有効な投資手法です。

積立投資のメリット

メリット1感情に左右されない

積立投資のメリットはなんといっても「感情に左右されない」ということです。

投資の基本は「安いときに買って、高いときに売る」こと。しかし、「今が最安値か」というのは誰にも分からないので、上がったときに相場に乗り遅れないように高値で買ったり、下がったときに「これ以上損したくない」と安値で売ったりして損をすると投資自体が嫌になることも。

そんな人にこそ、相場に一喜一憂せず投資を継続することができる積立投資はおすすめです。

メリット2下落時もチャンスになる

市場環境が不安定になり、保有する投資信託の基準価額が大きく変動すると、このまま運用を続けて良いのか悩まれる方も多いと思います。

しかし、 積立投資では下落時ほど「多くの口数を買付けられる」チャンスです。下落相場では「口数がたくさん買える」と発想を転換し、焦らずコツコツと続けていくことができることも積立投資のメリットです。

メリット3少額から投資ができる

投資信託のメリットデメリットの回でもお話しましたが、投資信託は手元にまとまったお金が無くても、少額から投資を行えます。

セゾン投信の積立投資である「定期積立プラン」を利用すれば、毎月5,000円から積立投資が可能です。ご自身にとって投資が負担にならない金額で積立ができる商品を探すことをおすすめします。

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積立投資のデメリット

デメリット1大前提として「元本保証ではない」

ここまで、積立投資をおすすめしてきましたが、大前提として「元本保証ではない」ということを忘れてはいけません。

資産形成をする目的を考えて、ご自身の無理のない範囲で積立投資を行いましょう。

また、積立による購入は将来における収益の保証や、基準価額下落時における損失を防止するものではありません。

デメリット2短期では大きな利益は上げにくい

積立投資のメリットでもお伝えしましたが、投資の基本は「安いときに買って、高いときに売る」こと。しかし積立投資は、安いときも高いときも一定額ずつ買い続けるという手法です。高値買いが防げるメリットがある一方で、大きく下がったときにまとめて買うことができないため、一括投資に比べて利益は上げにくくなります。

セゾン投信で積立投資

積立投資シミュレーションでは、セゾン投信の積立投資である「定期積立プラン」で利用された場合の

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についてシミュレーションが可能です。
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