確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん)

運用方法を自ら選択し、その運用実績に応じて給付額が変動する年金のこと。
2001年(平成13年)10月から施行された確定拠出年金法に基づく年金で、積立金の運用方法を提示された商品の中から加入者自ら選択し、その運用実績に応じて給付額が変動します。企業がこの制度を導入するものを「企業型」といい、企業型に参加できるのはその企業に勤めている勤労者だけです。個人が任意に加入する「個人型」といい、個人型に参加できるのは自営業者等(国民年金の第1号被保険者)で国民年金保険料を全額支払っている人、勤務先が企業型を導入していないサラリーマンです。 企業型に参加していた場合、転職・退職時には基本的に引き出すことができず、60歳まで運用を続けることになります。