～お客さま体験談～

つみたてを続けると、お金が貯まっている実感を持てることもありますけれど、それはどうですか？

実感ですか……。う〜ん、それはないですね。だからこそ、今いくらあるということが気にならないし、ここにお金があるから大丈夫と油断をしないのかなと思ったりします。そもそも、自分のお金がいくらになっているのか、見方がよくわからないんですよ（笑）。

見方がわからなくて、不安は？

最初は不安でしたね。セゾン投信からの葉書が家に届いて「これ、大事なお知らせだったらどうしよう」と。一応中は確認しますけれど、今は気にしないでいます。（笑）

相場や株価は気になります？

毎月どこかの株を買っているのだろうなという、漠然とした考えはあるんです。きっと、相場とか株のことをわかった方が、もっともっと楽しいんだろうなと思うこともあります。そういう気持ちが湧いてきているのは、やっぱり投資を始めたからなんでしょうね。それに最近思うのは、無知はリスクということです。投資の中身を詳しく知るということではなくて、「投資というお金を増やしていく方法がある」ってことを知っているかどうかです。どんなことでもそうですけれど、知っているのと知らないのでは、ものすごく大きな違いを生むこともありますよね。投資は、知っていた方がいいことなのは私なりにわかるので、今はもうちょっと踏み込んで知りたいなって思います。

ひとみさんは20代という若さでつみたて投資を始めていますが、続けるモチベーションは何ですか？

今、貯金とか老後資金のことがニュースになることがありますよね。それを聞くと不安になるのですが、自分ができる範囲でやれているという安心感はあります。不安の解消というか。

いくらくらいになったらいいなとか、考えたりしますか？　そこで売る売らないは別として。

正直全く考えてないんですよね。でも改めて考えてみると、1000万円が1つの節目になってくるのかなと漠然と思います。でもそこでやめようという気持ちはなくて、ずっとつみたて投資を続けて、仕事を辞めるときに一気にドン！ともらうのがいいのかなと。

仕事をやめると、確かにお金は必要になりますよね。でも、そこで投資を全部やめてしまうのは、実はすごくもったいないことなんです。例えば老後資金として5,000万円があったとして、１年間で300万円を使いたいなら、1年間かけて毎月取り崩す。残りはそのままにしておけば、ずっと運用が続くのでお金が増える可能性もありますよね。ちょっとずつ長い時間をかけてつみたてたお金は、使う時もちょっとずつ。これが賢いやり方なんです。

使う時は全部一ぺんにやめるのかなと思っていました。でも違うんですね。そのことがわかっただけで、ちょっと前進した気分です（笑）

まだつみたて投資を始めていない人に向けて、7ヶ月先輩のひとみさんはどんなメッセージを送りたいですか？

今は新型コロナウイルス感染症の影響もあって、会社が不安定になることもあるかもしれません。だからこそ、毎月自動的にお金が引き落とされる「強制的な」つみたてをした方がいいと思いますね。特に私のようにお金のことがあまりわかっていなかったり、貯金も苦手な人は、この仕組みを活用してしまった方が断然楽です。知らない間に自動的に積み上がっていくので「めんどくさがり屋さん」でもできますよね。

あとはできるだけ若いうちにスタートした方がいいと思います。自分で言うのも何ですが、自分は20代で始められてラッキーだったと思いますよ。老後のお金の不安は軽くなるなぁと。まだまだスタートしたばかりのひよっこですけれど、この先もできる範囲でちょっとずつ続けていきたいなって思いますね。